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子供時代からロシア音楽に魅せられたベネデッティの白熱の演奏
《ショスタコーヴィチ&グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲》
スコットランド出身のニコラ・ベネデッティは、同世代の女性ヴァイオリニストの中でも抜きん出た才能を有しています。2005年にリリースされたデビュー・アルバムでは珍しいシマノフスキの協奏曲を選択、並々ならぬその表現力と音楽性で多くのファンを獲得しました。今回の新録ではショスタコーヴィチとグラズノフの2曲のロシア作品を演奏、また新たな魅力を発揮しています。子供時代からロシア音楽に魅せられていたという彼女の演奏は、ショスタコーヴィチでは溢れるエネルギーと深い苦しみの感情、グラズノフでは色彩豊かで抒情的な感情が夫々見事に表出されています。ボーンマス交響楽団とキリル・カラビッツとは、以前「シルヴァー・ヴァイオリン」で共演し、コルンゴルトの協奏曲を中心に濃密な演奏を繰り広げていましたが、今回は更に白熱した競演を繰り広げられています。 (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)
【収録内容】
[1] ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調
[2] グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
【演奏者】
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
キリル・カラビッツ(指揮) ボーンマス交響楽団
【録音】
2015年4月 ライトハウス(ボーンマス)
NICOLA BENEDETTI / ニコラ・ベネデッティ
スコットランド出身のヴァイオリニスト (1987-)