3,080円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
国内製作 日本語帯・解説付(解説:岡俊雄/渡辺護)
ワーグナー:
【収録内容】
楽劇≪ワルキューレ≫第1 幕(演奏会形式による全曲上演)
【演奏者】
ヒルデ・コネツニ(ソプラノ:ジークリンデ)、
ギュンター・トレプトウ(テノール:ジークムント)、
オットー・フォン・ローア(バス:フンディング)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ローマ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年1月14日または15日 ローマ・オーディトリオ・デ・フォロ・イタリーコ、ローマ(放送用ライヴ)
音源提供:DISCOS, Milano
国内発売旧LP:セブンシーズ(キングレコード)K20C-471/2(1986.4.1)。伊チェトラの世界初LPはFE-47(1985年)
(SACD Hybrid)
68:59
MONO
フルトヴェングラーは「ワーグナーの音楽には、舞台での演技をはぎとった後でさえも、聴衆に強い印象を与える。・・・楽劇のスタイルを創出しているのは、むしろ音楽なのだ。」(『グレート・レコーディングズ』ジョン・アードイン著、藤井留美訳、音楽之友社2000 年刊より)として、≪ワルキューレ≫第1 幕や≪神々のたそがれ≫第3 幕を大戦末期のころから演奏会形式で取り上げてきました。しかし、録音は1952 年のRAI(イタリア放送協会)のために行なった2 種類しか残っていません。この2 種類の音源、イタリアCETRA で1985 年にLP を発売しましたが、CD 化はされませんでした。 日本ではキングレコードが、≪神々のたそがれ≫第3幕を2020年6月にCD(KKC.4221)発売しましたが、≪ワルキューレ≫第1幕は未着手でした。今回、世界初のSACD&CD化
1952 年1 月14 日と15 日の2 日間、ローマで≪ワルキューレ≫第1 幕(演奏会形式による)全曲上演がおこなわれ、RAI(イタリア放送協会)が収録しております。(14 日か15 日か、それとも2 日間か、説がわかれており不明)。音質は放送録音のためか良好で、有名な冒頭の前奏曲(「嵐」の場面)からオーケストラの弦が生々しく響いてきます。歌手の3人のうち、ヒルデ・コネツニ(ソプラノ:ジークリンデ)、ギュンター・トレプトウ(テノール:ジークムント)は50年ミラノ・スカラ座での「指環」全曲盤と同じ。オットー・フォン・ローア(バス:フンディング)はスカラ座盤より力強く安定した歌唱を示しています。指揮は54年ウィーン・フィル/メードル/グラインドル/ズートハウスとのEMIセッション録音より、熱を帯びた雰囲気あるもの。拍手の音も生々しいです。
長大な「指環」のなかでも最も密度の濃い名曲の貴重演奏、世界初出LPのマスターテープ(2トラック、38cm/秒)からキング関口台スタジオで最新技術も用い、丁寧にデジタル・マスタリングを行なった結果はLP 時代の音質をもはるかに凌ぐもの。さらには初めてSACD&CDに仕上げた、ファンならずとも必聴・必携の貴重盤となっております。
(キングインターナショナル)
WILHELM FURTWANGLER / ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ドイツの指揮者 (1886-1954)