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ポスト・クラシカルから現代アート、舞台芸術、映像の世界まで幅広く活躍する作曲家、原摩利彦が最新作『Landscape in Portrait』をリリース
坂本龍一、ダムタイプ高谷史郎、野田秀樹らとのコラボレーションや、エレクトリックミュージック、邦楽器のための作曲で注目を集める、京都在住の気鋭の作曲家/ピアニストである原摩利彦が、最新ソロ・アルバム『Landscape in Portrait』を〈BeatRecords〉より2月3日(金)にリリース。
優しくもノスタルジックなピアノ・サウンドを中心に展開される静謐な作品集となった本作は、ここ数年、彼が手掛けたインスタレーション作品や、映像・舞台のための楽曲をソロ・アルバム用に再構築し、アコースティックなピアノとフィールドレコーディングの日常音を融合させながら、ユニークな“自画像の中の風景”を描いている。そこには、メロディーメイカーとしての類稀な才能、京都人らしい感性と美意識がくっきりと浮かび上がり、ひたひたと心に染み込んでいく静謐なピアノと、サウンドスケープ色の強い楽曲が相補関係を結びながら、他に類を見ない唯一無二の“自画像”を織りなしていく。
原 摩利彦
質感/静謐を軸に様々な形態で制作活動を続ける気鋭の作曲家/ピアニスト。ソロ・アーティストとして国内外のレーベルから音楽作品を発表する傍ら、室内楽曲《Night-filled Mountains》(京都芸術センター, 2014)、サウンドインスタレーション《Copyright #1 : Showcase》(芦屋市立美術博物館, 2016)を発表。坂本龍一氏との即興セッション(NHK-FM, 2014)やサウンド・アーティスト鈴木昭男氏、evala氏ともセッションを行なう(YCAM, 2012)。ダムタイプ高谷史郎プロジェクト・メンバーとして《ST/LL》(音楽:坂本龍一との共同制作)、《CHROMA》に参加。ダムタイプとしてインスタレーション作品《MEMORANDUM OR VOYAGE》、《Trace/React》(東京都現代美術館,2014)を発表。ダミアン・ジャレ+名和晃平《Vessel》、カワイオカムラ《コロンボス》など、舞台や映像作品の音楽も担当している。
MARIHIKO HARA / 原摩利彦