JSKミックスシリーズの第三弾は、Gilles Petersonの「Worldwide FM」のサテライト番組「WW KYOTO」などでも活躍中のTamura Masakiが登場!
JSKミックスシリーズの第三弾は、Gilles Petersonの「Worldwide FM」のサテライト番組「WW KYOTO」などでも活躍中のTamura Masakiが登場!
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JSK ミックスシリーズの第三弾は、 京都の Jazz/Crossover シーンを担う、Tamura Masakiが満を辞して登場!
京都を代表するCrossover 系イベント「Do it JAZZ!」のオーガナイザーであり、Gilles Petersonの 「Worldwide FM」のサテライト番組「WW KYOTO」などでも活躍中の Tamura Masaki。更には一級建築士という肩書きを持つ”選曲士”ならではの「Spiritual Jazz」という土台から、レアな日本盤も随所に織り交ぜた レコード・オンリーに拘った ディガー必聴のミックス!
Weldon Irvine からJoe Hendersonまで 、リスニングに特化しているもの、タイトル通り正にJazz根底のパワーを感じ取ることができるTamura Masakiのアイデンティティ溢れる内容となっている。 最近Jazzy SportからリリースされたByron The Aquarius 「Jazz」同様に、Jazzy Sportのリスナー層に響くであろう作品。
Emma- Jean Thackray、Alfa Mist、Yuusef Kamaal、Ezra Collective、Nubya Garcia などなど、昨今のロンドンの Jazzシーンのムーブメントにより「Jazz」が再評価されている今だからこそ、秋が深 まるこれからのシーズンに是非 じっくり聴き込んで欲しい一枚!
<コメント>
Do it Jazz!/KJCCの田村正樹が発表するMix CDは、所謂 Spiritual Jazzの本流を中心に選曲さ れたものである。しかしなが ら、十分に今日性を獲得しているのは、80年代ジャズや日本制作盤を取り入れているだけだなく、この10年で発達して来 たオブスキュアー・ミュージッ クの感覚をしっかりと身に付けているに他ならない。
又、ダンサブルなDJプレイでも定評のある彼が、本気でリスニング向けにシフトしても”踊れるジャズのイデア(本質)”を決して失っていないところが本作の聴きどころであろう。
その両立は、”良い意味で”中堅であるからだとも言えるし、本人の資 質が持つ潜在的な特性なのかもしれない。つまり、十分な知識を蓄えながら、好奇心と挑戦を 失わないことが田村正樹の個性なのだと思う。厳密には仲間ではあるけれど、一批評家としてその姿勢に賞賛を送りたいと思 う。
沖野修也(Kyoto Jazz Massive/Kyoto Jazz Sextet/KJCC)
MASAKI TAMURA