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ポーターリックスのメンバーとしてもおなじみのドイツのエクスペリメンタル・アーティスト、トーマス・コーナーの2002年作がボーナストラックを追加収録して初復刻。
トーマス・コーナーは90年代からソニック・ブームのエクスペリメンタル・オーディオ・リサーチやビル・ラズウェルの周辺でも活動するなどユニークなキャリアを歩んでいたドイツの電子プロデューサー。ダブテクノのパイオニア、ポーターリックスのメンバーとしても知られている。
その2002年作『Daikan』(タイトルは日本語の「大寒」に由来)の再発盤がエレクトロニカの名門レーベル「ミル・プラトー」から登場。タイトルそのままの凍てつくような音の波動を満載。荘厳でありながらもパワフルで、圧倒的な自然の神秘を感じられる傑作。2000年代以降のエレクトロニカやアンビエントのムードを90年代にいち早く先取りしていた先駆者、その圧巻のサウンド・アートが20年の時を経てついに復刻。
メディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」でゴールデン・ニカ賞を受賞した「Banlieue du Vide」をボーナス・トラックとして追加収録(初音源化)。
THOMAS KONER