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11/15~19に5年ぶりの来日公演を行うブラジリアン・ジャズ・ピアニストのイリアーヌ・イリアス。その来日を記念し最新の2作品を同時リリース!
2021年の『ミラー・ミラー』は、彼女がレスペクトする2人の巨匠、チック・コリアとチューチョ・ヴァルデスをゲストに迎えたピアノ・インスト・アルバムで、翌年のグラミー賞、ラテン・グラミー賞をダブル受賞した名盤。イリアーヌの魂のこもったプレイに対しレジェンドが見事なコール&レスポンスで応えたエレガントな作品。この録音の直後に亡くなったチック・コリアの遺作。
イリアーヌ・イリアスは1960年ブラジル、サンパウロ出身のピアニスト&ヴォーカリスト。7歳でピアノを始め、17歳からプロとして活動。1981年にニューヨークに移りジュリアード音楽院で学んだ後、マイケル・ブレッカーらのグループ、ステップス・アヘッドに加入しアルバムにも参加。1984年には前夫ランディ・ブレッカーと『Amanda』をリリース。その後はソロとしてブルー・ノートからの『Eliane Elias Plays Jobim(1990)』を初めコンスタントに発表しジャズとブラジル音楽を融合したサウンドで人気となる。ハービー・ハンコックとのピアノ・アルバム『Solos and Duets(1995)』ではグラミーにもノミネート。他にもビル・エヴァンスのトリビュート作『Something for You(2007)』やチェット・ベイカーのトリビュート作『I Thought About You(2013)』などがある。2021年亡きチック・コリア、チューチョ・ヴァルデスとの共演作『ミラー・ミラー』ではグラミー賞、ラテン・グラミー賞をダブル受賞した。最新作は2022年『クァイエトゥード』。
ELIANE ELIAS / イリアーヌ・イリアス