R.シュトラウス: 4つの最後の歌 / マーラー: 子供の不思議な角笛、他 (SACD)

ELIZABETH SCHWARZKOPF エリーザベト・シュヴァルツコップ

タワーレコード企画商品・限定販売

  • CD
  • 売切
  • (注文不可)

6,160円(税込)

※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!

  • 限定品
レーベル
タワーレコード(CLASSIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
組数
2
規格番号
TDSA282
通販番号
1008763136
発売日
2023年11月25日
EAN
4943674382842
  • LINE

  • メール

商品詳細情報

※こちらはタワーレコード様企画の限定販売商品です。タワーレコード様店舗およびWEBでの限定販売が解除されるまでは、弊社にて新品のお取り寄せを承ることは出来ませんので、何卒ご容赦ください。
なお、限定販売が解除されますのは、発売から数ヶ月ないし半年以上経過してからになりますが、生産数に限りがあるセット物などは限定解除前に完売となってしまう場合もございます。あらかじめご承知おきください。

偉大な2人の名歌手によって繰り広げられる歴史的歌唱。
寄り添うセルとの絶対的名盤を最新でマスタリングしSACD化。
新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。
新規解説、歌詞対訳付

★孤高の存在とも言える歴史的名盤を最新復刻。シュヴァルツコップによる「4つの最後の歌」と歌曲集のR.シュトラウス録音は2つのオーケストラで収録されていますが、それぞれがセルの指揮によって見事なまでに融和しています。F=ディースカウとのマーラーは両歌手の独壇場であり、長く代表的な録音として君臨続けてきた、まさに歴史的名盤。当時のリート界をも代表する両名の名唱が、音楽的見地に立ったマスタリングを目指した今回の高音質化で見事に蘇りました。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説、歌詞対訳付。永久保存盤です。

シュヴァルツコップはこれらのR.シュトラウスとマーラーの収録時、50歳前後と負荷の高いソプラノ歌手としては全盛期が過ぎているとの評価もある一方、リート歌手としては言葉の重みと深み、キャリアの積み上げがかえって音楽的に説得力を増しており、曲想と見事に合致すると見る向きもあります。衆目としては後者の意見が多いことが名盤として長く聴き継がれていることにより証明されていますが、マーラーでの共演者に、当時40代前半のF=ディースカウを起用した点がさらに名盤度を高めていると言って良いでしょう。EMIでは既にフルトヴェングラーともマーラー作品の録音を残しているとは言え、当時、既に複数レーベルを跨いで縦横無尽の活躍を見せているF=ディースカウと、音楽的経験が豊富なシュヴァルツコップとの組み合わせが多くのリスナーを引き付けた大きな要素に違いありません。尚、今回復刻の曲目は元々3つのオリジナル・アルバムから構成されており、シュヴァルツコップによる「4つの最後の歌」と「献呈」を含む5つの歌曲は1965年9月にベルリンで収録されました。「4つの最後の歌」はカラヤンとのこれ以前の録音もありますが、声質はより重みを増し、噛み締めるかのような落ち着いた調べでのこちらのステレオ盤を第一に推す方も少なくありません。この後、1968年9月に今度はロンドンでオーケストラを変えて残りの歌曲が収録されています(同時にモーツァルトも収録されていますが、今回収録時間の関係で未収録)。多少の年数の経過と収録場所やオケの違いがあるにせよ、あまり相違ないコンディションで収録されている点も重要でしょう。また、うち1曲には2023年に亡くなったエディット・パイネマンのヴァイオリンが添えられている点もポイントです。そしてマーラーは同年3月の録音ですが指揮は全てG.セルが行いました。セルは各オーケストラを程よくコントロールしているのに加え、両歌手との間に立ってのバランスが絶妙であり、これらの名演が成り立つ必須要素であることは確かです。セルなしでは成り立たなかったとも言えるのではないでしょうか。

このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。尚、解説書には檜山 乃武氏による新規文章を掲載しました。今回のDefinition Series第59弾は、計2タイトルを発売いたします。

<音源復刻コンセプト>
当企画では、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換後にマスタリングを行い、別途CD層用としてPCMでもマスタリングを施していますので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっています。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングを行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけています。
(タワーレコード)

※SACDハイブリッド盤
※歌詞対訳付
※デジパック仕様
※2023年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:広瀬 大介氏(新規解説) 、解説書合計44ページ

【収録内容】
[DISC1]
リヒャルト・シュトラウス:歌曲集 Total time 63:58
1. 4つの最後の歌

12の歌曲より
2. 母親の自慢 作品43-2、 3. 森の幸せ 作品49-1、 4. 献呈 作品10-1、
5. 懐かしい面影 作品48-1、 6. 聖なる三人の王 作品56-6、
7. 憩え、わが魂 作品27-1、 8. わが子に 作品37-3、 9. 子守歌 作品41-1、
10. あすの朝 作品27-4、 11. 小川 作品88-1、 12. ばらのリボン 作品36-1、
13. 冬の霊感 作品48-4

[DISC2]
グスタフ・マーラー:子供の不思議な角笛 Total time 49:56
14. 歌曲集「子供の不思議な角笛」

【演奏者】
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) (14)
エディット・パイネマン(ヴァイオリン) (10)
ベルリン放送交響楽団 (1-6)、 ロンドン交響楽団 (7-14)
ジョージ・セル(指揮)

【録音】
1-3 September 1965, at Grunewaldkirche, Berlin (1-6)、 10-14 & 18 September 1968, at Kingsway hall, London (7-13)
8-9 March 1968, at Kingsway Hall, London (14)

【Original Recordings】
Producer :Walter Legge
Balance Engineer: Ernst Rothe&Wolfgang Gulich(1-6), Robert Gooch (7-13), Christopher Parker(14)

【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)