ソロ名義では1973年にリリースされた『まちぼうけ』以来、細野晴臣とのユニット”ハリーとマック”から1年後にリリースされた『ON THE BORDER』がついにアナログ化。
今作は、2000年に旅したウッドストック、ニューオーリンズ、ケイジャンなど3つの土地で録音を行い、現地の音をスワンプ、カントリーなどのサウンドに落とし込んだ元祖トラベラー久保田麻琴によるロードムービー的な作品となっている。ハリーとマックの『Road to Louisiana』にも参加しているガース・ハドソン、レヴォン・ヘルム、ジョン・セバスチャンらアメリカン・ロックの重鎮らが挙って参加。空高く舞い上がっていきそうな久保田麻琴の伸びやかな歌声に、楽器の鳴りもすばらしい傑作アルバムが自身のリマスタリングにて待望のリイシュー。
*レコードの収録時間の都合上、CD/デジタル配信では収録されている「Blessing」「Oaxaca」「Rain On The Border」の3曲は本作ではカットされています。