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フォス:交響曲第1番/ルネッサンス協奏曲 他
【収録内容】
ルーカス・フォス(1922-2009):
1. オード(1944/1958改訂)
2-5. ルネッサンス協奏曲(1985)
2. I. Intrada
3. II. Baroque Interlude (ラモーによる)
4. III. Recitative (モンテヴェルディによる)
5. IV. Jouissance
6-8. 3つのアメリカの小品(1944-45、ヴァイオリンと管弦楽版 1989)
6. No. 1. Early Song
7. No. 2. Dedication
8. No. 3. Composer's Holiday
9-12. 交響曲第1番 ト長調(1944)
9. I. Andantino - Un poco Allegretto
10. II. Adagio
11. III. Scherzo: Vivace
12. IV. Andantino Allegro
【演奏者】
エイミー・ポーター(フルート)...2-5
ニッキ・チューイ(ヴァイオリン)...6-8
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
録音:2022年6-7日
Kleinhans Music Hall, Buffalo, ニューヨーク(USA)
総収録時間:75分
ベルリン生まれのフォスは地元で初期の音楽教育を受け、1933年パリに留学。その後、1937年にアメリカにわたりフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学しフリッツ・ライナーから指揮法を学ぶとともに、イェール大学ではパウル・ヒンデミットから作曲を学んでいます。彼の作品には様々な作曲スタイルが混在しますが、1940年代の3作品は新古典派的なスタイルで書かれており、自身の言葉である「未来に大きく足を踏み入れるには、過去に大きく足を踏み入れなければならない」を具現化したものといえるでしょう。とりわけ交響曲第1番は抒情的かつ田園的な雰囲気の中に、微妙にジャズの影響が感じられるユニークな作品です。「オード」は第二次世界大戦中に失われた命への追悼曲。「3つのアメリカの小品」はヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、後に管弦楽伴奏に編曲された作品。コープランド風の親しみやすい雰囲気に満ちています。1985年の「ルネッサンス協奏曲」はフォスが“世紀を超えた握手”と呼んだ曲。ラモーやモンテヴェルディ作品を借用しながらも、巧みな転調を採り入れたモダンな曲調が魅力的です。表現力豊かなジョアン・ファレッタの指揮でお聴きください。
(ナクソス・ジャパン)
JOANN FALLETTA / ジョアン・ファレッタ