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SACDハイブリッド盤。グスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルによるドビュッシー・アルバム。ヒメノは2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任。その後、音楽家としてさらなる研鑽として指揮を学び、その才能が開花した若手筆頭格の音楽家です。2012-13年、2013-14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮者を務め、2014年1月にヤンソンスの代役としてコンセルトヘボウのデビューし、一躍世界から注目される指揮者となりました。指揮者としての日本デビュー公演は2013年9月の仙台フィルとの共演で、その後2015年には2度来日。そのうち同年11月のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との来日公演で大成功をおさめ、日本の音楽界にもその名が知られるところとなりました。
色彩感に富むヒメノの演奏。冒頭の『海』から立体的でカラフルな演奏を聴かせます。当録音のためにコリン・マシューズが編曲した『映像』第1集ではオーケストラの豊かなサウンドを聴くことができます。そして、『6つの古代のエピグラフ』は1978年にルドルフ・エッシャーが編曲した管弦楽版です。この作品はドビュッシーのギリシアへの深い憧憬がこめられており6つの標題それぞれが示す、詩の世界が音画風に描き出されています。
(資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
ドビュッシー:
[1] 『海』-3つの交響的スケッチ〔i.海の夜明けから真昼まで(8’46)+ii.波の戯れ(6’49)+iii.風と海との対話(8’15)=23’50〕
[2] 管弦楽のための映像より第2集『イベリア』 〔i街の道や抜け道を通って(7’17)+ii.夜の香り(7’44)+iii.祭の日の朝(4’56)= 19’57〕
[3] 『映像』第1集(コリン・マシューズ編曲) 〔i水に映る影(6’12)+ii.ラモーをたたえて(8’01)+iii.運動(4’17)=18’30〕
[4] 『6つの古代のエピグラフ』(ルドルフ・エッシャー編曲) 〔i.夏の風の神、パンに祈るために(2’16)+ii.無名の墓のために(3’41)+iii.夜が幸いであるために(2’06)+iv.カスタネットを持つ舞姫のために(2’32)+v.エジプト女のために(2’58)+vi.朝の雨に感謝するために(2’14)=15’47〕
【演奏者】
グスターボ・ヒメノ(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2016年9月、2018年7月 フィルハーモニー・ルクセンブルクにおけるセッション収録
GUSTAVO GIMENO / グスターボ・ヒメノ
指揮者
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