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地震と同時に始まった「LONELY PLANET BOY TOUR」。非常時における初の全国ワンマンツアーを無事大成功させたSISTER JET。各地でのKIDSとのふれあい=魂の交流で、こんな時期だからこそ分かる、感じる事も非常に多かった貴重な体験。更に自身も途中で計画発電に遭いながらも、アコギと愛犬を携えてランプの下で活動再会。
福生在住ワタル流「なにくそ魂」の発露なのか、「ロックンロ-ルで発電せよ!」との宣言通り、新作はビン×ビンにゴキゲン過ぎるロックンロール・シングルとなりました。リード曲はツアー中、アンコールで披露して好評を博したチャック・ベリー「ジョニー・B.グド」(1958年)入魂の超訳発電カバー。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)でワタル少年の人生を決定付けた”電撃ロック”は永遠のスタンダード。アマチュア時代に本拠地福生UZUで米兵相手に渡り合い、磨き上げられたこの曲は粘っこいギター、腰の入った演奏が印象的です。最新曲「ヤングプリテンダー」(仮)はHalf a boy & half a man、「つまらない大人になりたいくない」とバラスのMYジェネレーション的大人と子供の狭間で揺れるブルーボーイの心情をシャープに描くビートの効いたロックンロ-ル。また、ケンスケ(dr.)作曲による初のナンバー「パイレーツロック」はグラマラスな曲調でバンドの新機軸を提示。第二のソングライターの登場で表現の幅、可能性が広がります。加えて、かねてからライブのレパートリーであったタイマーズ「デ・ドリーム・ビリバー」(1989)のカバーも、と全4曲を収録予定。そこまで来ている節電必至の厚い夏に、ロックンロール発電所からのホットなナンバーで「自粛ムードはぶっ飛ばせ」、と。Shine a light,my fire!
SISTER JET