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※デジパック
ベン・モンダー、3 年振りのSunnyside第3弾。
前作では、レーベルの主役的サックス奏者Bill McHenry とのDuo 作品でしたが、今回は、再び長年の盟友である鬼才ヴォーカリスト、テオ・ブレックマンをフィーチャーし、かつてからのバンド・メンバー、スクリ・スヴェリソン、テッド・プアも参加。また今回は、ブレックマンの他にも、2 人のヴォーカリストを迎えてフィーチャーしています。
基本的には、着実に、自らが構築してきた音楽の延長線上を行く作品と言っていいでしょう。
浮遊系のコード、ヴォイシングに、ミステリアスで、緩急自在のアルペジオが加わるサウンドは、ベン・モンダーが従来から追究してきた妙味溢れるサウンド。しかし、本作では、グループとして、自由なソロ・スペースはキープしつつ、以前より構想を軸に音楽を展開しているような印象を持ちます。
タイトル曲である2 曲目などは、かつてパット・メセニーがパット・メセニー・グループで目指したストーリー性を感じさせる演奏。
スペイシーな音色とロック的なフレーズを交錯させつつ、ヴォーカルもフィーチャーして、広大な音空間を描き上げる展開には、今までにないモンダー・バンドの進化を感じます。
一方では、複雑なリズムを交錯させる場面あり(M4は,7+11+7+11+3 →39Beat のサイクルで、タイトルが39)、東洋的なものを感じさせるサウンドあり。
5曲目のYugen とは、幽玄を意味するらしく、日本の美的感性からもインスパイアされているとのこと。そのサウンドは琴の音色も彷彿とさせるオープニングにも表れています。またM-6ではモンダーの重量級のソロが炸裂!
NYのシーンで注目を集めてから早20年。未だミステリアスな才能ベン・モンダーの今が収録された一枚です。(新譜案内より)
■Ben Monder(g, b-M4)
Theo Bleckman(voice M-2, 3, 4, 6, 7, 8)
John Patitucci(b)
Skuli Sverrison(b)
Ted Poor(ds)
Gian Slater(voice)
Martha Cluver(voice)
BEN MONDER / ベン・モンダー