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若手ピアニスト・ギリェルミ・ヒベイロと、カイーミ・カバー集で好評を博したインテリ系シンガー・マテウス・サルトリのデュオ・アルバム。アコースティックMPBとしての完成度は非常に高い。
ピアノときどきアコーディオンと、中世的で繊細な男性ヴォーカルのデュオ。ライブでの叩き上げというより、正式に声楽の勉強をしていたと思わせる声の出し方に、まずはうっとりです。
国内で一番貧しい地域とされるブラジル北東部出身の作曲家、ルイス・ゴンザーガの曲を多く取り上げております。優雅なM-10には、ピアソラのリベルタンゴのあの有名すぎるフレーズがアコーディオンで入っているというセンス。しかし、ピアノとのデュオが特に素晴らしく、まるで湖面のさざなみにそっと揺れる三日月のように、平和で静かな美しさのM-11・・・・。
ハイライトはM-12。「キ・ネン・ジロ」ジルベルト・ジルのカヴァーでも大変有名な、ルイス・ゴンザーガの1940年代の名曲。歌詞の内容は切ないですが、大人数で軽妙に歌われることの多いこの曲を、ピアノとうただけでこんなにドラマチックにこんなにも情感たっぷりに演奏していることが感動的。
Jazz TOKYO
GUILHERME RIBEIRO E MATEUS SARTORI / ギリェルミ・ヒベイロ・イ・マテウス・サルトーリ