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クニユキ自身が世界各国のアーティスト作品をリミックスした初のリミックス作品集!
世界各国のクリエーターがクニユキ作品をリミックスした豪華リミックスアルバム「Remixed Vol.2」が話題を集める中、今回はクニユキ自身が世界各国のアーティスト作品をリミックスした初のリミックス作品集、「Remix Collection」が日本限定企画盤として登場!同郷札幌の人気アーティスト、サカナクションの人気曲「サンプル」をクニユキがリミックスしたM-6(初CD化!)やアナログでも話題を集めたNABOWA、Jazzy SportのMarter、MAREWREWの日本人アーティストから、海外アーティストのリミックス作品も収録したクニユキ・カラーに彩られた素晴らしいリミックスアルバム!!
原曲が持つ素晴らしさをより高いレベルへ引き上げた屈指のremixと言えるこの作品は彼が数多く手がけて来たremixをまとめたリリースのとりを飾るに相応しいと言えるだろう。ダンスミュージックにおいて、(一部を除いて)今やremixはもはやインスタントラーメンを作るレベルまで成り下がっている(かもしれない、大げさに言えば...)。だが、remixはダンスミュージックの醍醐味だ。それはインスタントなクラブフレンドリーな物を作る事ではなく、原曲の良い部分を引き出しアーティストの個性を最大限にそこへ加える事だ。そういう意味ではここに収録された10曲はきっとremixの本質といえるのではないだろうか。
各曲解説:
1. エストニアの伝統音楽を現地の現代音楽家がカバーした楽曲を再構築した楽曲で幕を明け、スティーブライヒを連想させるこのremixはkoss名義でのダンスミュージックの枠に収まりきらない高い音楽性を垣間みられる実に音楽的な作品。
2. 名実共にdeep houseシーンで突出した存在と世界中でリスペクトされるdj sprinklesへ提供したremixはterre thaemlitzも大絶賛しディープハウスが本来持つ4/4ビートと有機的な音楽性の高さが見事に調和した2009年のクラッシック。12"リリースではオリジナルの素晴らしさと相まってカルトヒットした。ちなみにdjsprinklesのアルバムはresident adviserにおいて2009年のベストアルバムに選ばれ世界中のメディアで絶賛された。
3. 2011年夏にヨーロッパで行われたmule musiq summer tourに参加したkuniyukiが、フランクフルトの名門クラブrobert johnsonでのパーティーにインスパイアされ出来上がったmr raoul kへのremixは、彼が得意とするアフロオリエンティドなハウスながらモダンにアップデートされた自身のお気に入りの作品。
4. jazzy sportのニューカマーへの嘆美なvocalを生かしたremixは彼のミュージシャンシップが見事に現れた隠れた名作だ(j-waveでヘビープレイされてもおかしくない!かもしれない)。
5. DJ harveyのmix cdにも収録されるグラスゴーの新生lord of the isleへのremixはここ最近の彼の作品に顕著に見られるロウでファットなビートダウンハウス。ただ世にあふれるディスコやソウルをサンプリングしハウスビートに落とし込んだイージーな音楽とは一線を欠くと声を上げて言いたい!ここに収録されなかったKuniyukiのmouse on the keyのremixは要チェックだ!
6. そしてこのremix collectionのハイライトと言える同じ札幌を拠点としていた現在かなりの人気バンドとなったサカナクション初期の名曲「sample」のremixは、underworld meets art ensemble of chicagoと形容したら大げさかもしれないが、イメージでは接点がなさそうな両者が見事に融合した傑作サイケデリックジャズはきっとgilles petersonもびっくりの1曲だろう(本当はお蔵入りとなったvocalがフルに使われたversionを収録したかったが大人の事情により不可となった)。
7. 彼の音楽に遠くからラブコールを送った無名のアーティストは、結果、彼のダンストラックの中でも最も素晴らしいと言わざるを得ない楽曲を得ることとなった。有名無名分け隔てなくベストを尽くすのがアーティストのあるべき姿だが、このremixを聞く限りkuniyukiらしいというか、誰へも愛情あふれる彼の人となりが滲み出た作品と思うのは身内の意見か?
8. NYの盟友へ提供したこのremixは、最初期の同アーティストによるcascades of colourのremixを彷彿させるkuniyukiらしい作品と言えるだろう。ちなみにこの曲のvocalはチボマットのハトリミホさんである。よいミュージシャンがvocal songのremixを手がけた時、共通して思うのが、あたかもそのヴォーカリストが彼の常日頃のパートナーであるかのごとき違和感がないことだ。
9. こちらも北海道コネクションの1曲。トンコリ奏者okiがプロデュースするアイヌのヴォーカルユニット"マレウレウ"。uaも共感を抱くアイヌ音楽を広く知らしめた歌手へ提供したremixはこのremix collectionへのエクスクルーシブトラック。
10. ラストを飾るのは彼がデビューした頃からサポートして来てくれた京都の旧友がマネージメントするバンドへ提供した心洗われる癒しの音楽。
KUNIYUKI / クニユキ
札幌を拠点に活動するKuniyuki Takahashi。彼の音楽は、国境を問わず常に独特の世界観を持ち、世界各国のプロデューサー、DJから高い評価を得ている。Joe Claussell主宰[Natural Resource]から自身のホームタウンであり、札幌のクラブをトリビュートした曲「Precious Hall」をリリース、4HeroのDegoのレーベルのコンピ参加、Ananda Projectの名曲「Cascades of Colour」のリミックス・リリースや、[Mule Musiq]よりシングル「Earth Beats」をリリースし、各DJから圧倒的な支持を得た。2006年よりファーストアルバム「We are Together」から現在まで数々のアルバムをリリースし、2012年のアルバム「Feather World」でも過去のアルバムでも参加したジャズピアニストの板橋文夫や盟友Henrik Schwarzも参加し、新境地へと進んだ。近年はDJ NatureやVakulaなどの海外アーティストとの共作や、DJ EMMA氏のプロジェクト"ACID CITY"のコンピレーションに収録されてる「Acid Air」はDJ Harvey、Gilles Peterson等もプレイする。2017年、自身のルーツとなるニューウェーブなどを取り入れたNewwave Projectによる新しいアルバムをリリース。2018年はオランダのMusic From Memoryより80年代からの過去の未発表作品をリリース。また7月にはJoe claussellのレーベルより「Precious Hall」のリリースから約16年の歳月を経て新曲をリリースした。近年はヨーロッパ、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、カナダ等含め国内外でのliveも精力的に行い、即興性とダンスミュージックを融合した独自のスタイルでliveを行う。