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- 通販番号
- 1005403669
- 発売日
- 2013年09月25日
- EAN
- 4582239475744
¥2,934
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商品詳細情報
解説: 今澤俊夫
ワン&オンリーのブルース・マン、ジョン・リー・フッカー。本作は74年に発売された作品で、メル・ブラウン、クリフ・クールター、ワー・ワー・ワトスン、サム・リヴァース、マイケル・ホワイト、さらにジョー・コッカー、シュガー・ケイン・ハリスなどが参加したジョン・リーの永きに渡るキャリアにおいても異色となる傑作ファンク・アルバム。
本作は74年、ABCレコードからABC838LPとして発表されたアルバム。プロデュースをインパルスなどでの仕事で知られるエド・ミシェルがつとめ、この時期のジョン・リーのレコーディングでは常連だった名手メル・ブラウン、クリフ・クールター、他にワー・ワー・ワトスン(ギター)、そしてミシェルの人脈なのだろう、サム・リヴァース(フルート)、マイケル・ホワイト(ヴァイオリン)らがバックを担当。さらに楽曲も提供しているジョー・コッカー、シュガー・ケイン・ハリスがゲストで参加している。収録曲にはファンキーなものが多いが、それもこの時代ならではのものといえるはず。とにかく本作はジョン・リー・ミーツ・ファンク!なのだ。
エレピに導かれてはじまるファンキーな(1)でアルバムはスタート。押し出しの強いビート、ギターのカッティング、ホーン・セクションを含むバンド・アンサンブルなど、いかにも70年代ファンクという感じ。ただしリズムが16ビートというだけで、延々と続くようなワン・コード、歌というよりビートに合わせてかけ声を発するようなヴォーカルは、それまでも多くのブギで聴くことができたジョン・リー得意のパターンでもある。続く(2)はエディ・ボイドが52年にJOBに吹き込んだ有名曲のカヴァー。ジョー・コッカーがジョン・リーとヴォーカルを分け合い、サム・リヴァースのフルートがサウンドに色を加える。一連の(3)(4)、そして(6)は濃密きわまりないファンク。(3)(4)ではシンセ、ワウ・ワウ・ギターがグルーヴィなビートを出し、ヴァイオリン、ギターが縦横無尽に曲を貫くが、それ以上にジョン・リーの、およそフレーズとはいえないようなブツ切れギターの存在感が凄い。派手に弾きまくるヴァイオリン、ギターを完全に凌駕してしまっている。66年にチェスに吹き込んだ代表作(5)は、原曲が正調12小節ではなく、不規則なコード・チェンジを持つ、いかにもジョン・リーらしいレパートリーだが、3連のリズムをパーカシッヴに刻むギター、シンセなど、本作のヴァージョンには他とはまた違った感覚がある。曲そのものはオーソドックスながら、本作らしいアプローチといえるだろう。
(7)(8)は有名曲のカヴァー。(7)のオリジナルはサニー・ボーイ・ウィリアムスンI世(ジョン・リー・ウィリアムスン)。ジョン・リー自身も52年に吹き込み、モダンからシングルとして発表しているスロー・ブルースだ。(8)は戦前に南部で人気を博したストリング・バンド、ミシシッピ・シークスが30年に吹き込みを行ったブルース・スタンダード。有名なのはなんといってもハウリン・ウルフのヴァージョンだろう(57年/チェス)。ドサクサ気味のタイトルはご愛嬌だが、その辺りの感覚もジョン・リーならではといえるかもしれない。ホーン・セクションが加わり、重厚な仕上がりの(7)、ドラム、親指ピアノ、ヴァイオリン、他にも正体のよくわからない民族楽器的な音が加わり、不思議な雰囲気を生み出す(8)ともに一筋縄ではいかない。(9)はシャッフル(a)、ブギ(b)、ジョー・コッカー作(c)、そしてCD化に際してクレジットから消えてしまっているが、4曲目にジョン・リーの代表曲「Sally Mae」が収録されたメドレー。曲のつなぎや音処理がかなり大胆だが、(b)のホーンによるブギ、コッカーの個性的な歌が印象的な(c)など、なかなかユニークなアプローチといえるだろう。
※09. (You’ll Never Amount To Anything If You Don’t Go To) Collage (A Fortuitous Concatenation Of Events)
(a) I Know How To Rock
(b) Nothin’ But The Best
(c) The Scratch
ジョン・リーの膨大な数のアルバムの中でも異彩を放つ本作だが、すでにデビューから四半世紀を経ていた彼が、(ビジネスとしての現実的な関心はあったにせよ)新たな展開を探るべく、新たなミュージシャン、新たなアプローチを柔軟に受け入れ、このレコーディングに臨んだスタンスはやはり凄いと思う。晩年に発表された一連の作品をみても、結局、彼のそういった姿勢は生涯を通じて変わらなかったのだなあ、と今あらためて思う。~解説より
帯・解説付き国内仕様盤
原盤: BEAT GOES ON RECORDS (BGOCD123)
ワン&オンリーのブルース・マン、ジョン・リー・フッカー。本作は74年に発売された作品で、メル・ブラウン、クリフ・クールター、ワー・ワー・ワトスン、サム・リヴァース、マイケル・ホワイト、さらにジョー・コッカー、シュガー・ケイン・ハリスなどが参加したジョン・リーの永きに渡るキャリアにおいても異色となる傑作ファンク・アルバム。
本作は74年、ABCレコードからABC838LPとして発表されたアルバム。プロデュースをインパルスなどでの仕事で知られるエド・ミシェルがつとめ、この時期のジョン・リーのレコーディングでは常連だった名手メル・ブラウン、クリフ・クールター、他にワー・ワー・ワトスン(ギター)、そしてミシェルの人脈なのだろう、サム・リヴァース(フルート)、マイケル・ホワイト(ヴァイオリン)らがバックを担当。さらに楽曲も提供しているジョー・コッカー、シュガー・ケイン・ハリスがゲストで参加している。収録曲にはファンキーなものが多いが、それもこの時代ならではのものといえるはず。とにかく本作はジョン・リー・ミーツ・ファンク!なのだ。
エレピに導かれてはじまるファンキーな(1)でアルバムはスタート。押し出しの強いビート、ギターのカッティング、ホーン・セクションを含むバンド・アンサンブルなど、いかにも70年代ファンクという感じ。ただしリズムが16ビートというだけで、延々と続くようなワン・コード、歌というよりビートに合わせてかけ声を発するようなヴォーカルは、それまでも多くのブギで聴くことができたジョン・リー得意のパターンでもある。続く(2)はエディ・ボイドが52年にJOBに吹き込んだ有名曲のカヴァー。ジョー・コッカーがジョン・リーとヴォーカルを分け合い、サム・リヴァースのフルートがサウンドに色を加える。一連の(3)(4)、そして(6)は濃密きわまりないファンク。(3)(4)ではシンセ、ワウ・ワウ・ギターがグルーヴィなビートを出し、ヴァイオリン、ギターが縦横無尽に曲を貫くが、それ以上にジョン・リーの、およそフレーズとはいえないようなブツ切れギターの存在感が凄い。派手に弾きまくるヴァイオリン、ギターを完全に凌駕してしまっている。66年にチェスに吹き込んだ代表作(5)は、原曲が正調12小節ではなく、不規則なコード・チェンジを持つ、いかにもジョン・リーらしいレパートリーだが、3連のリズムをパーカシッヴに刻むギター、シンセなど、本作のヴァージョンには他とはまた違った感覚がある。曲そのものはオーソドックスながら、本作らしいアプローチといえるだろう。
(7)(8)は有名曲のカヴァー。(7)のオリジナルはサニー・ボーイ・ウィリアムスンI世(ジョン・リー・ウィリアムスン)。ジョン・リー自身も52年に吹き込み、モダンからシングルとして発表しているスロー・ブルースだ。(8)は戦前に南部で人気を博したストリング・バンド、ミシシッピ・シークスが30年に吹き込みを行ったブルース・スタンダード。有名なのはなんといってもハウリン・ウルフのヴァージョンだろう(57年/チェス)。ドサクサ気味のタイトルはご愛嬌だが、その辺りの感覚もジョン・リーならではといえるかもしれない。ホーン・セクションが加わり、重厚な仕上がりの(7)、ドラム、親指ピアノ、ヴァイオリン、他にも正体のよくわからない民族楽器的な音が加わり、不思議な雰囲気を生み出す(8)ともに一筋縄ではいかない。(9)はシャッフル(a)、ブギ(b)、ジョー・コッカー作(c)、そしてCD化に際してクレジットから消えてしまっているが、4曲目にジョン・リーの代表曲「Sally Mae」が収録されたメドレー。曲のつなぎや音処理がかなり大胆だが、(b)のホーンによるブギ、コッカーの個性的な歌が印象的な(c)など、なかなかユニークなアプローチといえるだろう。
※09. (You’ll Never Amount To Anything If You Don’t Go To) Collage (A Fortuitous Concatenation Of Events)
(a) I Know How To Rock
(b) Nothin’ But The Best
(c) The Scratch
ジョン・リーの膨大な数のアルバムの中でも異彩を放つ本作だが、すでにデビューから四半世紀を経ていた彼が、(ビジネスとしての現実的な関心はあったにせよ)新たな展開を探るべく、新たなミュージシャン、新たなアプローチを柔軟に受け入れ、このレコーディングに臨んだスタンスはやはり凄いと思う。晩年に発表された一連の作品をみても、結局、彼のそういった姿勢は生涯を通じて変わらなかったのだなあ、と今あらためて思う。~解説より
帯・解説付き国内仕様盤
原盤: BEAT GOES ON RECORDS (BGOCD123)
ソングリスト
-
1. Make It Funky
-
2. Five Long Years
-
3. 713 Blues
-
4. 714 Blues
-
5. One Bourbon, One Scotch, One Beer
-
6. Homework
-
7. Bluebird
-
8. Settin’ On Top Of The World
-
9. (You’ll Never Amount To Anything If You Don’t Go To) Collage (A Fortuitous Concatenation Of Events)
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