3,300円(税込)
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※2CD
知性派ピアニストBen Sidranによる日本未発表の5曲入りEP”Who’s The Old Guy Now?” と、スタンダード中心の最新作”Swing State”8曲を2枚組にした日本限定CD
彼の核となっていた/いる部分とは40年代、50年代、それに60年代初期のモダン・ジャズ・ピアノだ。中でもバド・パウエル、ホレス・シルヴァー、オスカー・ピータースンなどのトリオは彼の言葉と想像力の源となった。ソニー・クラークをお気に入りのピアニストに挙げるミュージシャンを好きにならずにいられるだろうか?(中略)この企画は、数年前にトミー・リプーマの家で暇つぶしにピアノを弾いていたベンに、トミーがインスト・アルバムをやるように勧めたことに端を発した。少なくとも私は彼がやってくれてうれしく思っている。アイディアがベンの頭を巡るうちに、彼はビ・バップの賛歌、50年代のファンクの代わりに30年代のスタンダード曲を選んだ。――マイケル・カスクーナによる『Swing State』ライナーノーツより
メンバー
BEN SIDRAN - PIANO
BILLY PETERSON - BASS
LEO SIDRAN - DRUMS
BEN SIDRAN / ベン・シドラン
アメリカのジャズおよびロックの鍵盤奏者、音楽プロデューサー、レーベル運営者にして音楽分野の文筆家である。活動初期にはスティーヴ・ミラー・バンドに参加。息子のレオ・シドランもグラミー賞にノミネートされたミュージシャンで作曲家。1961年に入学したウィスコンシン大学マディソン校で、スティーヴ・ミラーとボズ・スキャッグスも在籍していたアーデルズに加入。ミラーとスキャッグスが西海岸に移った際にも英文学の学位を取得するためにウィスコンシンに留まり、1966年に卒業。次いでイギリスのサセックス大学に入学し、博士号を取得大学教員として音楽ビジネスの講座を担当し、1981年からラジオのNPRやテレビのVH1などの番組でホストを務めた。ミュージシャンおよび音楽プロデューサーとして、自身の名義で35を超える作品を発表している。1990年にはレーベル「ゴー・ジャズ (Go Jazz)」を設立し、フィル・アップチャーチやジョージィ・フェイム、リッキー・ピーターソンらの作品を送り出すとともに、自身のルーツであるユダヤの音楽を取り上げた『Life's A Lesson』を含め数作を発表した。2003年以降はナーディス・レコード (Nardis Records)を主宰。著書として、アメリカの黒人音楽を社会学的に記述した『Black Talk』や、自身の音楽活動を詳細に振り返った回顧録『A Life in the Music』、ジャズ・ミュージシャンへのインタビュー集『Talking Jazz』がある。『There Was a Fire: Jews, Music & The American Dream』は20世紀アメリカのポピュラー音楽へのユダヤ人の貢献を文化史として記録したもので、2012年の全米ユダヤ図書賞の候補となった。近著にプロデューサーのトミー・リピューマの伝記(邦訳)がある。