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ボサノヴァ史上最高の作曲家であるアントニオ・カルロス・ジョビンの末娘として知られるマリア・ルイザ・ジョビン。幼少のころからリオとニューヨークを拠点に生活。ジュリアード音楽院やバークリー音楽大学で学ぶなど、ブラジルの音楽エリートともいえるキャリアを歩んできたシンガー・ソングライター、音楽プロデューサーである。一方で存在の大きい父から逃れるためか、キャリア初期はエレクトロニック・ミュージックへと没頭。1stアルバム『Casa Branca』('19)は、そういった当時の指向が強く反映されたアルバムになった。
そこから4年ぶりにリリースされたアルバムが本作『Azul』('23)だ。引き続きエレクトロニクスは使用されているものの、グッとアコースティック楽器の比率を増したのが、何よりの変化と言えるだろう。たゆたうようなグルーヴにマリアの歌声が一体化する冒頭の「O Tempo」に始まり、エレガントなストリングスも印象的な「Medo Bom」、アドリアーナ・カルカニョットもゲスト参加した「Papais」、ジョビンの息子パウロ・ジョビン作曲による人気曲「Samba do Soho」、さらには小野リサがゲスト参加した「涙そうそう」のカバーまで。
エレクトロニック/アコースティック混成のたゆたうようなアンサンブルが、マリアの歌声とシームレスに調和。父が切り開いたブラジル音楽のエッセンスを、現代的に発展させた"21世紀のボサノヴァ"とでも言いたい内容に仕上がっている。
解説:中原仁
歌詞対訳:村上達郎
MARIA LUIZA JOBIM / マリア・ルイザ・ジョビン
フォーマット別一覧
2024.02.28
LATIN / BRAZIL
Maria Luiza Jobim『Azul』レコードもリリース決定♪ アントニオ・カルロス・ジョビンの末娘=マリア・ルイザ・ジョビンの2ndアルバム('23)!