2,800円(本体価格/税別)
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没後30周年記念出版。
時代のグルーヴをつくり、早逝したドラマーの音楽人生。
・「レコード・コレクターズ」(2022年6月号)に書評が掲載されました! 評者は安田謙一さんです。
TOTOのメンバーとしてグラミー賞にも輝き、数多くのビッグ・アーティストから絶大な信頼を寄せられ、時代のNo.1セッション・ドラマーとも囁かれたジェフ・ポーカロ。
ジェフのファンはもとより、プレイヤー、プロデューサー、エンジニアなど、音楽制作に携わるすべての人に響く傑作評伝がついに邦訳化!
幼少期に現れた天才ドラマーの片鱗とは?
いかにしてドラミングの基を培ったのか?
ジェフが考えるミュージシャンとしての矜持とは?
名盤の制作現場で起こっていたこととは?
優れたプロデューサー/エンジニア/アーティストの条件とは?
著者であるロビン・フランズ氏は、生前のジェフに最も多く取材をしたとも言われる米『Modern Drummer』誌の元ジャーナリストであり、本人のコメントはもちろん、関係者や家族への膨大な取材をもとに本書を編纂。ジェフ自身によるグルーヴ解説や、〈ロザーナ〉の直筆リズム譜面も掲載!
<目次>
序文 ミュージシャンのプレイは内面を示す――ジム・ケルトナー
はしがき さあ、あの“タイム”の話をしよう
第1部
デヴィッド・ハンゲイトとの出会い
父ジョー・ポーカロの立身
天性のアーティスト
音楽的原点
デヴィッド・ペイチとマーシフル・ソウルズ
ジム・ケルトナーへの憧憬
ソニー&シェールと世界の舞台へ
シールズ&クロフツでの経験
スティーリー・ダンという夢の舞台へ
鳴り止まぬセッション・コール
『シルク・ディグリーズ』制作からTOTOへ
第2部
TOTOにかける想いと成功への道
80年代の“音”を作った『TOTO IV~聖なる剣』
「僕のタイムは最悪だ」とジェフは言った
スティーヴ・脱退とセッションの多様化
選ばれし者たちのセッション
第3部
ジェフ・ポーカロの人間性
最後のアルバム『キングダム・オヴ・デザイア』の制作
優れたプロデューサー/エンジニア/プレイヤーの条件
トリビュート・トゥ・ジェフ
付録
ジェフ・ポーカロが描いたイラスト集
ドラム・テックが語る“あの現場”の機材
索引
翻訳:島田陽子
デザイン:早田二郎(ベラスタジオ)
Robyn Flans / ロビン・フランズ
ロビン・フランズ(Robyn Flans):
ジャーナリスト。80年代より米『Modern Drummer』誌を通して、数多くのレジェンド級ドラマーたちに取材。キャリア初期からジェフへの取材を続け、そのドラミングを追っていった。友人としてポーカロ家とも親交を重ねる。