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あたらしい歌、百花繚乱
ポピュラーミュージック・シーンをも席巻する
新潮流〈オルタナティヴR&B〉の作品を中心に約400枚を一挙紹介
・「Spincoaster」にて刊行記念イベントのレポート記事が公開!
・9/25 (水) Cafe Bar LIVREにて刊行記念「It's All About R&B !!」開催!
・7/4 (金)「さくらFM」〈本棚に音楽を〉にて紹介されました!
・6/15・22 (土) NHK-FM「ザ・ソウルミュージックII」に監修者の川口真紀さんが出演!
・「ミュージック・マガジン」(2024年6月号)に書評が掲載されました! 評者は木津毅さんです。
・「SPUR」(2024年7月号)にて紹介されました! 紹介者は柴田聡子さんです。
・5/7(火) TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」にて、「今、世界のポップミュージックを語る上で外せない。“オルタナティブR&B”って一体どんなR&Bだ?」特集が放送!
・後藤正文さんがホストを務める「APPLE VINEGAR -Music+TALK-」にて特集されました!
・4/5(金) bayfm「MUSIC GARAGE:101」に監修者・川口真紀さんが出演!
・「ブルース&ソウル・レコーズ」にて紹介されました!
・3/27(水) J-WAVE「GRAND MARQUEE」に監修者・つやちゃんさんが出演!
・「Mikiki」にて紹介されました!
・「NiEW」にて紹介されました!
・「リアルサウンド ブック」にて紹介されました!
・「Spincoaster」にて紹介されました!
フランク・オーシャンやザ・ウィークエンドといった先駆者から、
独創的な作品で新風を吹かせたジェネイ・アイコ、ケレラ、ティナーシェ、ソランジュらに加え、
ルネッサンス・ワールドツアーの成功も記憶に新しいビヨンセ、
2024年のグラミー賞で栄えある最優秀R&Bアルバム賞を受賞したヴィクトリア・モネまで、
R&Bの“いま”を見渡す待望の一冊。
小袋成彬、三浦大知、SIRUP、iriほか日本作品、およびペク・イェリンやRed Velvet、V(BTS)等々の韓国の重要作も掲載。
「ラップするシンガーと歌うラッパー」「ノア“40”シェビブ」「Y2Kリヴァイヴァル」など関連コラムも大充実。
さらにフランク・オーシャン、SZAの厳選インタヴューを採録。
録り下ろしインタヴュー「We♡R&B!」では、R&Bイベントを主催するなど国内シーンの活性化にも尽力するシンガー・aimiが実作者の視点から〈オルタナティヴR&B〉を語る。
執筆陣:
アボかど/天野龍太郎/井草七海/奧田翔/押野素子(翻訳)/高久大輝/高橋芳朗/辰巳JUNK/長谷川町蔵/林剛/パンス/Yacheemi/矢野利裕/渡辺志保
〈目次〉
Intro オルタナティヴ、インディ、エクスペリメンタル?──R&Bの新しい波をつかまえんとして
■Chapter 1:萌芽期(2009-15)
Column マイケルとクインシーのように──最重要プロデューサー、ノア“40”シェビブの仕事 文:高橋芳朗
Column 溶けゆく境界線──ラップするシンガーと歌うラッパー 文:アボかど
Interview 音楽シーンで最も話題の男、フランク・オーシャン
文:レベッカ・ニコルソン 訳:押野素子(初出:ガーディアン)
■Chapter 2:成熟期(2016-18)
Column R&Bと非R&Bの狭間で──フランク・オーシャンの『Blonde』はいかにしてジャンル間の壁を曖昧にし、音楽的な革命を起こしたか 文:天野龍太郎
Interview 音楽を辞めかけながらも、いまやグラミー候補となったSZA
文:レジー・ウグウ 訳:押野素子(初出:ニューヨーク・タイムズ)
■Chapter 3:百花繚乱(2019-23)
Column ビヨンセが塗り替える「ディーヴァ」の定義──ルネッサンス・ワールドツアー鑑賞記 文:渡辺志保
Column Y2K&R&B──音楽に還流する2000年代の空気 文:つやちゃん
■Chapter 4:韓国
Column 韓国のメロウでチルなムード──K-R&Bの歩みをたどる 文:パンス
■Chapter 5:日本
Column 多才/多彩な音楽家・小袋成彬入門 文:川口真紀
Column 日本におけるオルタナティヴR&Bの水脈──内省的でアーティスティックな音楽として 文:矢野利裕
Interview We♡R&B!──シンガー・aimiインタヴュー 聞き手:川口真紀&つやちゃん
Column オルタナティヴは王道になる 文:林剛
Outro オルタナティヴの時代があらためて教えてくれたこと
装画:hitch
デザイン:小沼宏之(Gibbon)
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〈お詫びと訂正〉
本書2024年3月29日発行の初版に誤りがございました。
ここに謹んでお詫び申し上げますと共に訂正いたします。
・P. 153 25-26行目
誤:レヴィン・カリの存在は大きいといわざるを得ないし、それこそ、長らくアリーヤの影響を作品に投影しながらも(後略)
正:レヴィン・カリの存在は大きいといわざるを得ないし、それはテディ・ライリーやクロード・ケリーも然り。それこそ、長らくアリーヤの影響を作品に投影しながらも(後略)
・同上 最終行
誤:チャーをミックスさせた世界観はオリジナリティに溢れており、最
正:同一文を削除
川口真紀+つやちゃん
川口真紀
音楽ライター。横浜出身。大学在学中にライター活動を開始。「blast」「bmr(Black Music Review)」「ミュージック・マガジン」といった雑誌やウェブサイトへの寄稿のほか、メアリー・J・ブライジ、キーシャ・コールなどR&B/ソウル・アーティストのライナーノーツ執筆、AI、JUJU、Utadaなどのオフィシャル・ライターを担当。ビヨンセ、アッシャー、カニエ・ウェストらR&B/ヒップホップ・アーティストの対面取材経験も多数。プライヴェートでは一児の母。X: @kwgcmk
つやちゃん
文筆家/ライター。音楽誌や文芸誌、ファッション誌などに寄稿。メディアでの企画プロデュースに加え、アーティストのインタヴューやコンセプトメイキングも多数。著書に、女性ラッパーの功績に光をあてた『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)等。 X: @shadow0918