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ジューク・マスター・クラスの最後の重鎮、シカゴ・ゲットーの聖地“ロウ・エンド”のレジェンドDJ Clentが遂にデビュー!
90年代に〈Dance Mania〉よりデビュー、始祖RP Booに続きTraxmanと共に先陣をきりDJ RashadやDJ Spinnといった次世代を支えて来たシーンのパイオニア。ハウスを軸とした精巧なサウンド・メイクとリズム・ワークから繰り出されるメローでアシッディな数々のバトル・クラシックスを収録したマスター・ワーク集!
〈Dance Mania〉からデビュー以来、ゲットー・ハウス~ジューク~フットワークへ流れるサウンドとグルーヴの更新から機材の提供までシーンの発展に大きな貢献を果たして来たシカゴ・ジュークの重鎮がTraxmanもリリースするスイスの〈Dusck N’Cover〉より待望のデビューをアルバムを発表。 本作は4部で構成され、チャプター1では直線的なマシーナリー・サウンドに曲線を描くメランコリックなシンセのラインが交わりドライブするアーバンなトラックを展開し、チャプター2では腰を落としたよりアグレッシブに火花を散らすアシッディでストイックなバトルへと発展。チャプター3ではRP BooとDJ Punchoをフィーチャー、シカゴ・マナーなゲーム音楽を大胆に使ったネタやルーツであるゲットー・ハウスを披露、チャプター4ではソウルのメローな高揚感溢れる軽快なステップで明るい表情をみせ、盟友でもあるMCのMajik Mykeも最後に駆けつけアルバムのフィナーレを飾る。機材を熟知するDJ Clentならではの多彩な技とサウンド、そしてアイデアを存分に引き出したマスター・ワークと言える歴史的な一枚が誕生。
▼ DJ クレント・ バイオグラフィー
DJ Deeon、DJ Slugo、DJ PJといったゲットー・ハウスの重鎮も住むシカゴのサウス・サイドの更に南に位置する郊外“The Low End”を拠点とし、98年に〈Dance Mania〉よりデビュー 。同レーベルより幻の284番を含め2枚のEPをリリース、 異様な空気を放った処女作‘3rd Word’(2012年に再発)やジュークのモデルとなったRP Booをフィーチャーした‘Back Up Off Me’や’Bounce’といったアンセムを連発、ゲットー・ハウス、ジューク、そしてフットワークの流れとその進化を体現する、RP BooやTraxmanと並びシカゴ・ジュークの第一人者としてシーンを牽引 。サンプラーや機材マニアでもあることからその昔DJ RashadやDJ Spinnにもトラック制作を伝授した逸話があり、その類い稀なるスキルと革新的なセンスで数々の傑作を残している。シーンの標本にもなったコンピレーション『Bangs & Works 』(Planet Mu)の第1弾と第2弾にも収録され、最近では〈Booty Tune〉、DJ Flintのレーベル〈Halsted Street〉、そして〈Plane Mu〉から立て続けにEPを発表、ジュークの世界的な広がりとゲットー・ハウスの再興により精力的な活動をみせている。得意のMPCサンプラーを使ったメローでソウルフルなサンプリング主体のトラックからシンセで飛ばすアシッディでドープなトラックまで、多彩なプロダクションとアイデアで更新を続ける開拓者。
DJ CLENT