2,750円(税込)
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2007年当時から 失恋、生と死、就活、チケットノルマ、バイト・・・等、なかなかラッパーが選ばない、今そこにある日常を赤裸々にリリックにしたためてきたラッパー神門。誰しもが抱く 淡い希望と、大きな夢と妄想と、どう“しよう”もない現実。それら全ての些細な事から人生の岐路まで、現状を真っ向から表現し続けてきた神門だからこそ出来た “人間味”“ド・日常”が詰まったアルバム完成!
制作期間に三年を費やした前作『親族』から約一年。当初三部作の二部目として予定されていた 9th アルバム。しかし、コンセプトなどは一切取り払い、今 “書きたい” あらゆるトピックを詰め込んで一枚のアルバムを作ることに。結果、非常にバラエティーに富んだ作品に。自身の代表作とも言えよう。九枚目にして初めて、「自分ではない誰かのために作品を作りたいと思った」という今作、その名も『エール』。独特の題材選びは本作でも健在。電車の路線図を見るふりをして座席を譲る描写から始まる、街に転がる優しさを歌った「光景」。お土産をめぐるやり取りを通し、物を贈ること、贈られることについて考える「土産」。ラブソングを歌い続けてきた彼だからこそ歌える、新しい形のラブソング「夫婦」。神門の真骨頂とも言える、身を削った剥き出しの歌詞が連打される応援歌「エール」。彼独自の世界が詰まった全 13 曲のフルアルバム。今作を引っさげ、2013 年より休止していたライブ活動も 5 年ぶりに再開。本作は、神門のキャリアの中でも重要な一枚になるだろう。
神門