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★ブラジル生まれ、米国を拠点に、ブラジル音楽~ジャズ界で活躍するシンガーソングライター、ルシアーナ・ソウザ、Sunnyside での10 作目となる作品。
★数々のデュオ演奏を収録した『Brasilian Duo』シリーズを3作。また、チリが誇る吟遊詩人、パブロ・ネルーダや、レナード・コーエン等、詩の世界にインスパイアされての楽曲をまとめた作品、またインドやアフリカの音楽も取り込んだ作品など、公私ともどものパートナー、ラリー・クラインと共にルシアーナの表現世界は、拡張し、深みをみせていますが、本作は、ヴィンス・メンドーザ指揮/ ドイツを代表するビッグ・バンド、WDR ビッグ・バンドとの注目の共演作となりました。
★収録された10曲の楽曲は、アントニオ・カルロス・ジョビンを筆頭に、エドゥ・ロボ、ジルベルト・ジル、イヴァン・リンス、ジャヴァンといったブラジル音楽を代表する音楽家の楽曲と、ルシアーナ、そしてヴィンスのオリジナル。
★ヴィンスのアレンジには、どんなシチュエーションでも、洗練された中に崇高な美しさと、ダイナミズムがありますが、高い作曲能力に裏付けられた楽曲把握をもとに、オーケストラとして描き上げていくセンスはここでも秀逸なものがあります。
★特にルシアーナ自身がこの作品の本質、と語る2曲はヴィンスの手腕が光る演奏。
☆ルシアーナ、ヴィンスが共に、この作品で表現の中心に据えたというジョビンの“Matita Perê ”は、ジョビンとクラウス・オガーマンとのコラボによる同名アルバムのタイトル曲ですが、ここでは、ジョビンが70 年代当時にして既に意識していた環境問題への思いを受け継ぐかのように、幕開けに鋭いイントロをつけて表現。一方、エドゥ・ロボとシコ・ブアルキによる“Beatriz”では、神話を題材にした楽曲の世界を、荘厳に描き上げていきます。
★アマゾンを流れるジュルア河を写したSebastiao Salgado の写真を配したジャケットも示唆的。ジョビンが音楽と共に環境問題を投げかけたように、Salgado は、経済学者としての研究を基礎に、現代が抱える社会問題を投げかけ、芸術表現として、影響力をもつ存在。文字を一切配することないジャケットはインパクトも絶大です。
★ブラジル音楽がもつ、多彩でオリジナルなハーモニー、メロディ、リズムの解釈と共に、シンコペーションも多用された複雑なリズムの曲でも一糸乱れることなく、鋭い即興の応酬なども見せるWDR の演奏能力の高さはさすが、ヨーロッパを代表するアンサンブルの堂々たるもの。
★現代を代表するシンガー、アレンジャー、オーケストラが生み出した注目の作品です。<サプライヤーインフォより>
Luciana Souza(vo), and WDR Big Band Cologne arranged and conducted by Vince Mendoza
Saxophones: Johan Hörlenm, Karolina Strassmayer, Olivier Peters, Paul Heller, Jens Neufang, Stefan Karl Schmid
Trumpets: Wim Both, Rob Bruynen, Andy Haderer, Ruud Breuls, John Marshall, Bastian Stein
Trombones: Ludwig Nuss,, Shannon Barnett, Andy Hunter, Mattis Cederberg (Tuba)
Guitar:Paul Shigihara
Bass:John Goldsby
Piano:Rainer Böhm
Drums:Hans Dekker
Percussion (Special Guest):Marcio Doctor
LUCIANA SOUZA / ルシアーナ・ソウザ