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音と光の両方を必須とし焦点を当てた特徴的な作品で知られる世界トップクラスのサウンド/メディア・アーティスト池田亮司。
彼の長期プロジェクトのひとつである、2006年から2012年の間に展開してきた「DATAMATICS」の主な作品を記録した書籍が出版されました。「DATAMATICS」とは、私たちの世界に浸透している目に見えない多様な実体を持つ『データ』を知覚する可能性を探求するプロジェクト。このプロジェクトは、オーディオヴィジュアル・コンサート、インスタレーション、出版、ラジオ番組など様々な形の作品から成り立っています。この本はそのシリーズからの主な作品を記録し、特に日本・山口 (2008年)、コロンビア・ボゴタ(2011年)、スペイン・ヒホン(2012年)で行われたDATAMATICSの3つの大きなエキシビションを見事に撮影した写真をフィーチャー。また、アーティストの制作プロセスを解明するスコアやテクニカル・ダイアグラム、前途の3つのエキシビションのキューレーター達による解説も掲載(英語/スペイン語)。
RYOJI IKEDA / 池田亮司