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SIDE A
Just Like a River / Gladstone Anderson & Stranger Cole
ドキュメンタリー映画『Ruffn' Tuff』の終盤で感動的な再開を果たしたジャマイカ音楽界のレジェンド2人
が、同映画のサントラの為に68年のリリースから約40年の時を経て、再録音した至高のセルフ・カバー曲。
Track Programming: Daniel "Danny Axe-man" Thompson
Recorded & Mixed by Richard Small at Stage Recordings ( Kingston, Jamaica )
SIDE AA
Stormy Wind / Gladstone Anderson
ジャマイカ音楽の生き証人グラディの全盛期ともいえる89年に日本のみ発売されたインスト名盤
『Caribbean Breeze』収録の珠玉のピアノ曲。
ドラムのクリーヴィを始め、当時のジャマイカのトップ・ミュージシャンが、タフゴング・スタジオに集結しレコ
ーディングした、ピアニスト、グラディの妙技が溢れる究極のレゲエ・インスト。
Piano - Gladstone Anderson Guitar - Lascelles "LASSY" Beckford Bass - Christopher "CHRIS" Meredith
Drums - Cleveland "CLEVIE" Browne Percussion - Everton "DISH" Carrington
Recorded & Mixed at Tuff Gong Studio Engineers - Gray, Nigel, Tomy
GLADSTONE ANDERSON / グラッドストーン・アンダーソン
ジャマイカのセント・アンドリューで生まれトレンチ・タウンに移り、50年代末期から伯父のオウブレイ・アダムスの手ほどきでピアノを習得しカリプソ、メント、R&R、R&Bなどをプレイし、愛称はGladdyと呼ばれた。彼の才能を見抜いたデューク・リードが主宰したトレジャー・アイル・レーベルを始めとして、コクソン・ドッドのスタジオ・ワン、レスリー・コングのビバリーズ、ソニア・ポテンジャーのゲイ・フィートなどで数えきれないほどのセッションをしたピアニスト、シンガー、プロデューサーである。盟友ストレンジャー・コールは「60年代のレコーディングの80%はグラディが参加していた」と言う。スカタライツやドラゴニアーズがツアーなどを始める前のオリジナル・メンバーでもあり、ドン・ドラモンド、トミー・マクック、ジャッキー・ミットゥ、ローランド・アルフォンソ、リン・テイト、ボブ・マーリィ、ジミー・クリフ達ともレコーディング、さらに70年代後期から80年代にレゲエの時代を作ったレボリューショナリーズ、ルーツ・ラディックスなどでも活躍。文字通り′′ジャマイカン・ミュージックの父′′であり、ジャマイカ音楽の黎明期に絶大な貢献を果たした伝説のキーボーディスト。 彼をメインにしたドキュメント映画『ラフン・タフ』(監督:石井志津男 2006年制作)がある。こだま和文が在籍したMute Beatとはジョイント・ライブ(DVD『Gladdy meets Mute Beat』)とレコーディング曲「Something Special」もある。来日は4回。