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GROOVE Presentsレア・グルーヴ ディスク・ガイドRARE GROOVE A to Z掲載作品



DJ　SHADOWがサンプリングしたことでジャズファン以外の方にも有名になりました！(B3ですが、全体的にサンプリングにおいしいソース！！)スタジオに食べ物を持込んで、リラックスした状態でできあがったアルバム。みんな子供みたいに仲良くなっちゃったんでしょうね〜。最高！だからKID！だって一番ゆる〜いまどろみ曲は『MY MOM』ですよ。男5人がスタジオにこもって『MY MOM！』相当PEACEFULにキマっている。
フェンダーローズで骨抜きにしてくれるD.DICKERSONはBOBBY HUTCHERSONの明らかに素晴らしい後期ブルーノートINNER GLOWでプレイしていた人です！一番お薦めの曲は？と聴かれると困っちゃうアルバムですが『CHITLIN’MOE』をまず。切なく、揺れて、あがります。ちょと泣きそう。（お茶の水ジャズ館　小荒井静香）

ウォーキング・ベースの名手として知られ、ウエストコーストの数あるセッションでも重要な裏方として、堅実なプレイに定評のあるLEROY VINNEGAR。1974年にリリースされた数少ないリーダー作のひとつが本作。サウンドには当時の時代背景が遺憾なく反映されており、フェンダーローズ、ムーグ、パーカッションが前面に押し出されていることから、若年層のリスナーに絶大な支持を得ている。アルバムを通してサンプリング・ソース（ネタ）の宝庫で、DJ SHADOWがサンプリングした「RESERVATION」が収録されていることも、このアルバムの人気に更に拍車をかけた要因である。グルーヴ感に溢れた曲は言わずもがな、暖かみのあるスローな曲も絶品！クラブジャズファン歓喜のリイシュー！！
（国立駅前店　駒木野）

CONTEMPORARYやVEEJAYからの渋いリーダー作で一部のジャズファンにリスペクトされる名ベーシストがこんな録音を残していたとは。以前あるコレクターの方からこのアルバムの存在をきかされ半信半疑だったのですがこれはすごい。純粋なジャズファンの期待を見事に裏切るかのごとくローズ、シンセが飛び交うサイケデリックジャズファンク！TRIBEレーベルやSTRATA-EASTあたりの音そのまんまで、その筋のかたならマストでしょう。DJ SHADOWも使ってマス。（渋谷ジャズ/レア・グルーヴ館　大塚）

LEROY VINNEGUR(b),DWIGHT DICKERSON(fender rhodes,moog syn),BARRY ZWEIG(g,banjo),CARL BURNETTE(ds),AL WILLIAMS(perc,conga)

小荒井静香、駒木野稔、大塚康之