2,640円(税込)
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*こちらは国内盤です。輸入盤とジャケットが違います。
マーヴィン・ハンニバル・ピーターソン(tp)の妹、唯一の作品。
主にバッキング・ヴォーカリストとして活動していたというだけに実力も確か。
ピアノ弾き語りで、メロウな楽曲を一寸くどいくらいソウルフルに歌いまくっています。注目されるのは豪華なサイドメン達ですが、ビリー・ハート(ds)ジョン・スコフィールド(g)TMスティーヴンス(el-b)といった面子が、ここではモロにSTUFF風「ソウル寄りフュージョン」的演奏に徹しているところが微笑ましい。
おそらくレイ・チャールズのバンドで知り合ったのであろうデヴィッド・ファットヘッド・ニューマン(ts)の熱いブロウも聴きどころ。ビリー・ハートの16ビートがややぎこちなく頼りなく(いかにも「ジャズ・ドラマー」のそれ)、1982年という時代の空気とやや距離があったであろうこと、ENJAというレーベル故に(?)マイナーな存在に終わってしまったことが惜しまれるものの、現代の耳でこそ正統な評価が与えられる一枚であると言えるのではないでしょうか。
PAT PETERSON(vo,p)JOHN SCOFIELD(g)T.M. STEVENS(el-b)DAVID NEWMAN(ts)BILLY HART(ds)
[ 1982年録音 ]
商品部 松木俊郎
PAT PETERSON / パット・ピーターソン