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※デジパック
大型新譜が連続してますが、この作品をうっかり聞き逃してはいけません!デビュー時にマイルス・デイビスとアート・ブレイキーという2人から誘いを受け、アート・ブレキーのメッセンジャーズを選んだという伝説を持つジェフ・キーザーのピアノ・トリオ・ライブ。ここまで有名なのにピアノ・トリオ作はほとんどない上に、自身の個性である強靭なメロディ・ラインと瑞々しい美しさがより際立つオリジナル曲、沖縄音楽の知名定男やビョークのカバーなどの収録曲がまた魅力的で、これはジェフ・キーザー決定盤!このバラード・ナンバーの美しさはキーザーだからこそ、さらっとものすごい事をするあたりがイキです。さらに付け加えてTERREON GULLYのドラム・プレイも特筆すべき凄さです。
(新宿ジャズ館 渡辺)
アート・ブレーキー・ジャズ・メッセンジャーズの最後のピアニストとして、華々しくシーンに現われたキーザーは当時、18歳。近頃、無名のピアニストがボコボコと出てきて、それはそれで面白いというものでもありますが、このMAX JAZZから出てくるのは、マルグリュー・ミラーしかり(彼もベティ・カーターのバックに始まり、同じく、ジャズ・メッセンジャーズ、そしてウッディ・ショーのバックなどで腕を磨いた人!!)、修行時代を経験したピアニストたち。やはり格の違いを感じます。MAX JAZZでは、これがキーザー二作目ですが、本作は快心の出来。彼の真骨頂ともいうべき、疾走感溢れるオープニングはもちろんのこと、オリジナルを中心に据えつつ、エリントンの曲は伝統に根付いたブルーズ感覚、ビョークのヴィーナス・アズ・ア・ボーイではローズを効果的に使ってのアレンジ光る演奏も聴かせます。バラードの美しさも白眉。ジャズ・ピアノ・トリオという軸はまったくぶれることなく(ローズはビョークの5以外は、2曲ほど、テーマに被せる演出のみ)、キーザーのセンスが集約された一作。またまた、ヒットの予感です。(関口)
GEOFFREY KEEZER(p,fender rhodes),MATT CLOHESY(b),TERREON GULLY(ds)
関口滋子、渡辺裕之
GEOFFREY KEEZER / ジェフ・キーザー