2,640円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
マカレナ・ロブレド。女優としても活躍するほどの美貌を備えながら、ジャズ、南米フォークロア、ロックまで、多彩な音楽的素養を持つという才色兼備な女性シンガーソングライターの2014年リリースが実に素晴らしい!!
彼女の出世作となった"La Búsqueda" ではビートルズからアルゼンチンのポピュラー&フォークロアのスタンダード、また知られざる名曲までをセレクト。即興を交えつつ南米らしい情感溢れる感性とコスモポリタンな普遍性を丁寧なアコースティック・サウンドの中で両立させてみせた。続くVIAJEはWeb上のみでのリリースとなったEPだが、ヨーロッパからモロッコを旅した際に製作されたもの。アルゼンチンのルーツの一つであるイベリア半島とその対岸にある北アフリカ諸国を含むアラブ・アンダルース文化圏にインスパイアされたであろう、シンプルな歌の響きは、彼女の音楽的感性が更に研ぎ澄まされたことを知るには充分な素晴らしさであった。
音楽家としてまさにピークを迎えつつあるマカレナ。待望の新作はAca Seca Trioのピアニスト=Andrés Beeuwsaertをレギュラーバンドに従え、ゲストにDiego Schissi, Roxana Amed, Franco Lucianiといった面々を迎える盤石の布陣で、その溢れる才気を存分に具現化した傑作となっている。
柔和な表情を見せるアンドレス・ベエウサエルトのピアノを中心としたシンプルなバンド・サウンドで歌心たっぷりに歌う”Recetas en melodías”、アンドレス・ベエウサエルトとのデュオで哀切ただようメロディをシンプルに綴った"Caja De Música"はペドロ・アスナールと詩人ホルヘ・ルイス・ボルジェスのコンビによる名曲だ。そしてなんといっても"Quedándote o yéndote" 。ゲストで参加したディエゴ・スキッシのメランコリーを誘うピアノに、繊細な弦アレンジが施されたスピネッタ曲カバーがまるで祈りのように聴くものの心を打つトラックだ。
■Músicos
Macarena Rodríguez Robledo Voz - coros - sonidos vocales no tradicionales - composición
Andrés Beeuwsaert Piano y teclados
Pablo Motta Contrabajo, bajo eléctrico
Oscar Giunta Batería, Accesorios de percusión
■Músicos Invitados
Diego Schissi: Piano, Arreglos
Roxana Amed: Voz
Franco Luciani: Armónica
Ramiro Flores: saxo
Sergio Wagner: Trompeta, flugelhorn
Orquesta Dacapo Almagro
▼関連ニュース・ページはこちら
http://diskunion.net/latin/ct/news/article/0/45263
MACARENA ROBLEDO / マカレナ・ロブレード