ブラジル南部リオグランヂ・ド・スールの州都ポルト・アレグレ出身のSSWレアンドロ・マイア。「フナルチ音楽コンテスト(Prêmio Funarte de Música Brasileira)」の受賞暦を持つ実力者で2009年に「PALAVREIO」をリリースし、新感覚のフォーク・テイストの作風で注目され、2013年には「MANDINHO」というインファンチル(子供向け音楽)に傾倒した作品で、アンドレ・メマーリ、タチアナ・パーハと共演し好評を博した逸材だ。そして今回、前作で親交を深めたアンドレ・メマーリを共作者、メインのサポート・ミュージシャンとして迎え、自身の持つ瑞々しい楽曲センスを最大限に引き出すことに成功した傑作「SUITE MARIA BONITA E OUTRAS VERDAS」を発表。ミナス・ジェライスの同系統作品にも通じる清涼感、そして繊細なメロディと穏やかなヴォイス・ワークで綴る全15曲は、聴くほどに心絆されていくこと必至。アンドレ・メマーリの洗練されたアレンジもアルバムのクオリティを高めている。極上のオーガニカル・ヴォーカル作品だ。さらには、セルジオ・サントス、アントニオ・ロウレイロ(のヴィブラフォンが素晴らしい!!)ほかミナスの今を象徴する名手や、同郷のヴィトール・ハミルなどもゲスト参加している。これは、すべてのMPBファンに強力レコメンド。
feat. André Mehmari, Silvio Mansani, Marcelo Delacroix, Sérgio Santos, Vitor Ramil, Maria João Grancha (Voz) Antonio Loureiro (Vibrafone), Thiago Colombo (Violão), Fabio Mentz (Compositor)
