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グレツキ未完の交響曲がついに陽の目を見る !
交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」でその名をあまねく知られるポーランドを代表する作曲家、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010)。彼の幻の遺作、交響曲第4番「タンスマン・エピソード」がついにリリースされます。
この録音は2014年、アンドレイ・ボレイコ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による世界初演(会場:ロイヤル・フェスティヴァル・ホール)の際に行われたもので、作品はグレツキと同郷の作曲家で、パリで活躍したアレクサンデル・タンスマン(1897-1986)へのオマージュとなっています。2010年にグレツキがこの世を去った時には完成されていなかったため、彼の息子で作曲家でもあるミコワイ・グレツキ(1978年生まれ)が演奏可能なスコアとして完成させたものです。ピアノ、オルガンを含む独奏楽器群が活躍するある意味「力強い音」は、交響曲第3番のみでグレツキに親しんでいた人には、予想を裏切るものかもしれません。
しかしこれは新古典派風であり、またミニマル風であるという彼の第2期の作風に近いものです。途中で奏されるピアノのコラールのような断片が導くメロディーは、まさに「祈り」の音楽。晩年に至るまで自らの作風の模索を続けたグレツキは、この交響曲第4番においてひとつの解決を見出したと言えるでしょう。
なお、NONESUCHへのグレツキ作品録音が、この《交響曲第4番》も収録したCD7枚組の限定BOXとして同時リリースされます。
(©ディスクユニオン / 輸入代理店ワーナーミュージック・ジャパン提供資料による)
【収録内容】
グレツキ:
交響曲第4番 OP.85(タンスマン・エピソード) / ミコワイ・グレツキ(1978-)による補完版
第1楽章:Deciso-Marcatissimo ma ben tenuto
第2楽章:Largo-Ben Tenuto-Marcatissimo
第3楽章:Deciso-Marcatissimo-Tranquillo e Cantabile
第4楽章:Allegro Marcato-Giocosa-Deciso-Marcatissimo ma ben tenuto
【演奏者】
アンドレイ・ボレイコ(指揮) ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
2016年1月発売
グレツキ
NONESUCH録音集成BOX
品番:7559794974 (7CD)
※《交響曲第4番》を含みます
ANDREY BOREYKO / アンドレイ・ボレイコ
ポーランド系ロシア人指揮者 (1957-)