キューバ音楽という枠を飛び越えて、ファンク、ロック、ジャズ等をミックスしたオリジナル楽曲が世界のリスナーに認められ、グラミーアーティストにまでのぼりつめたシンガーソングライター、ALEX CUBAの2年ぶりのニュー・アルバム。 ロン・セクスミス参加し話題となった前作だが、本作ではシルヴィア・ペレス・クルースと共演したコントラバス奏者ハビエル・コリーナの相方Josemi Carnoma(スペイン・マドリード)が12曲目に参加し、ヒターノ・ギター特有の美しいストリングスを奏でている。 他にもハンドクラップの合うルンバや、アフロ系の要素もふんだんに取り込み、最後まで飽きさせない彩色豊かな構成は流石の一枚。特に二曲目の”Yo Se Quien Soy”は、DJ的にもオススメの一曲。ぜひLPで!