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今まさに絶頂期、円熟期を迎えているドラッグ・シティを代表するシンガー・ソングライター、ビル・キャラハンが、前作からわずか一年でリリースするニュー・アルバム。途方もない訴求力に満ちた傑作!
■解説・歌詞対訳付き(予定)
2009年作『Sometimes I Wish We Were An Eagle』以降、すべてのアルバムが海外のメディアで年間ベスト上位に選出されている、欧米を中心にゆるぎない評価と人気を獲得しているビル・キャラハン。スコット・ウォーカーやレナード・コーエンの系譜で語られることも多い彼が、6年ぶりのアルバムだった前作からわずか一年という短いスパンで発表するニュー・アルバム。“Hello, I’m Johnny Cash.”という挨拶からはじまり、“Sincerely, L. Cohen.”という署名で締めくくられるアルバム・オープナー「Pigeons」から一気にその世界に引き込まれる。本人によるアコースティック・ギターを中心に、エレクトリック・ギター、ベース、ドラム、トランペット、木管楽器、シンセが織りなす、端正かつ耳ざわりなサウンドが、あらゆる場所で生きた生命を伴い、伝えるために自然に発生した音のように、全世界のために鳴り響く。そして、計り知れない深みを帯びたあの歌声……。ジム・オルークのプロデュースによる傑作『ノック・ノック』( 1999年/スモッグ名義)収録の「Let’sMove To The Country」の再演を含む全10曲。傑作。
BILL CALLAHAN / ビル・キャラハン