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名古屋のレーベル"stiffslack"のカセット縛りのコンピレーションシリーズの第2弾。
独自のチョイスと人脈の先にあるこれからの何かをテーマに今回も4バンドが磁気記録テープの上に激音を記録しています。愛知県から3バンド、VACANTとquiquiとkmkms、東京からSEMENTOSの4バンドが参加。QUICKSANDとTHE JESUS LIZARDとプリミティブジャパニーズロックの融合が際どい塩梅で成立され既存曲"Death Note"がブラッシュアップされてBPMも下げて凶悪度が増しています。quiquiのオフザケな曲名と裏腹に日本の若手ハードコア勢の中でも異彩を放つトリッキーで極悪なサウンドを放っています。kmkmsは90'sカオティックハードコアと80年代ジャパコア感を意表突きながら含ませた様々なルーツが細部で噴出した秀逸曲。SEMENTOSは脱エモリヴァイバルを図ったのか圧倒的な日本語リリックの感情に迫らせそれをスポークンワード的なアプローチでよりソリッド感が増した意欲曲で更に今後の作品が楽しみになる流れを持ってきました。
【参加バンド/収録曲】
VACANT / Death Note2
quiqui / La Suisui
kmkms / 5
SEMENTOS / プログラムされた蟻
V.A. (Tape Meeting)