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ノラ・ジョーンズやジョン・カウハードと共演する才人ギタリストがカーラ・ブレイの名曲に臨んだ注目作!
★ロサンゼルスの音楽シーンで頭角を現し、ニューヨーク移住後、パット・メセニーとウォルフガング・ムースピールの推薦でポール・モチアンのエレクトリック・ビバップ・バンドに参加。近年はジョン・カウハードの“マーシー・プロジェクト” でも印象的なプレイを行なうコンテンポラリー・ジャズ界の最重要ギタリストのひとり、スティーヴ・カーデナス待望の新作。
★これまでノラ・ジョーンズ、ブライアン・ブレイド、スティーヴ・スワロウ、ジョーイ・バロン、キャンディス・スプリングス等、数多くの才人と共演し、2020 年発表の前作『Blue Has a Range』ではリーダー・アルバムに初めて鍵盤楽器を採用(ジョン・カウハード)して話題を集めた。この最新作『Healing Power』はピアノレス編成に戻り、数多くの共演レコーディングを残してきたベース奏者ベン・アリソン、ウィントン・マルサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラでの活動でも知られるサックス&クラリネット奏者テッド・ナッシュとの連名によるトリオ。一段と幻想的、想像力に富む音世界へと案内してくれます。
★収録曲はすべて、高名なコンポーザー/ピアニストであるカーラ・ブレイ(1936 年生まれ)のオリジナルばかり。カーデナスはカーラが音楽監督を務めていたチャーリー・ヘイデンのリベレイション・ミュージック・オーケストラや、カーラのパートナーであるスティーヴ・スワロウのバンドでの演奏経験もあり、カーラ作品集に取り組むことは長年の念願であった。アリソン、ナッシュとのトリオは2011年の活動開始以来、ジム・ホールやレナード・バーンスタインの楽曲に取り組んだパフォーマンスも披露。コロナ禍も落ち着きを見せはじめた2021 年6月、久々に集まった3 人は、M1「Ida Lupino」、M5「Lawns」、M7「Olhos De Gato」など、カーラ・ブレイの名曲の数々に彼らならではの光を当てました。すでに他レーベルから2 作品を発表しているカーデナス~アリソン~ナッシュのトリオですが、Sunnyside からのリリースは今回が初めて。
★カーラ自身はもちろん、かつての夫であるポール・ブレイ、さらにスティーヴ・キューン、高瀬アキ、ウォルター・ラングなど、多くのピアニストが名演を残してきたナンバーの数々が、ピアノレスの楽器編成によって、装いも新たに生まれ変わっています。ベン・アリソンが撮影した風景写真がジャケットの表、内側、外のすべてに使われているのも話題を集めそうです。
■Steve Cardenas (guitar)
Ben Allison (bass)
Ted Nash (tenor & soprano saxophones, clarinet)
STEVE CARDENAS / スティーヴ・カーデナス