5,390円(税込)
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※LP / 180g
サン・ラー唯一のサヴォイ・レーベルに残されている1961年10月に録音された珠玉のアルバムの60周年記念特別再発盤がリリース。
この作品は、おそらくサン・ラー・アーケストラがニューヨークに到着して最初に行った録音でシカゴ時代(1954-1961)の特徴であるボッピンクで高度なアレンジを施した音楽を、7人のメイン・インストゥルメンタリストとリッキー・マーレイのヴォーカルで演奏したもの。ラーは全編アコースティック・ピアノに徹しているが、様々な打楽器がバンドに散りばめられており、曲によっては少しエキゾチックな香りを漂わせている。ジョン・ギルモアは2曲ほどバス・クラリネットを吹いており(テナーのソロも素晴らしい)、マーシャル・アレンのフルートはいつもながら素晴らしい演奏を披露。このアルバムのプロデュースはトム・ウィルソンで、彼はサン・ラーの最初のLP『Jazz by Sun Ra』(1956年)をトランジション・レーベルからリリースし、後にデルマークから『Sun Song』として再発された(ウィルソンは後にマザーズ・オブ・インベンションとヴァーヴ契約を結び、ボブ・ディランに「エレクトリック」を取り入れたとも・・)。「The Beginning」を除いては、どの曲も非常に親しみやすい。アーケストラは騒ぐだけだと思っている勘違い野郎に聴かせたい1枚だ。
SUN RA (SUN RA ARKESTRA) / サン・ラー
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