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チェロの黄金期を描く!
スティーヴン・イッサーリスの最新作!
■イギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリス最新作!チェロの歴史上、特に実りの多かった10年に着目した魅力たっぷりのプログラム!ブラームスの《チェロ・ソナタ第2番》や、チェロで演奏されることも多いフランクの《ヴァイオリン・ソナタ》、そしてサン=サーンスの《白鳥》やフォーレの《エレジー》が生まれた1880年代に焦点を合わせ、ブルッフの有名な《コル・ニドライ》(1881年出版)や、1880年に開催された新音楽時報(Neue Zeitschrift fur Musik)主催のコンクールに提出されたリヒャルト・シュトラウスとルイーゼ・アドルファ・ル・ボーのソナタなどを取り上げています。(イッサーリスによれば、ドイツ・ロマン派の女性作曲家、ル・ボーのソナタはTwitterでのやりとりをきっかけにその存在を知り、この作品を収録するために、アルバム・タイトルを「1880年代」ではなく「1878-1888」にしたとのこと。)さらに脚注として、別の作曲家の手による《コル・ニドライ》や、ブルッフの《コル・ニドライ》に引用されているアイザック・ネイサン(「オーストラリア音楽の父」として知られる英国の作曲家、指揮者チャールズ・マッケラスはネイサンの子孫)の哀歌《ああ、彼等のために泣け Oh! weep for those》も収録されており、イッサーリスの巧みなキュレーションが光ります。イッサーリス自身による読み応えのある解説(国内仕様盤は日本語訳付き)と合わせてお楽しみください。
☆2022年9月 スティーヴン・イッサーリス来日公演予定!
9/10-11 山形テルサ
9/14 王子ホール
9/16 かなっくホール
9/17 神奈川県立音楽堂
※公演予定は変更となる可能性がございます。最新の開催状況につきましては、各ホールや主催団体の公式HP等にてご確認ください。
チェロ、黄金の10年 1878-1888
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47*(1881)
リヒャルト・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6(1881、オリジナル版)
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75(1887、イッサーリス編)
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):チェロ・ソナタ ニ長調 Op.17(1878)
エルンスト・ダーヴィト・ヴァーグナー(1806-1883):コル・ニドライ
アイザック・ネイサン(1790-1864):ああ、彼等のために泣け(イッサーリス編)
【演奏者】
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
コニー・シー(ピアノ)
オリヴィア・ジャゴース(ハープ)*
【録音】
2021年7月5日-7日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス、ロンドン)
STEVEN ISSERLIS / スティーヴン・イッサーリス