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Céuのライブ・セッション音源集がLPでリリース!!
21世紀のブラジルにおける音楽シーンを代表するシンガーソングライターであるCéuは、これまで計5枚のスタジオアルバム(2005年作『Céu』、2009年作『Vagarosa』、2012年作『Caravana Sereia Bloom』,2016年作『Tropix』、2019年作『e Apká!』)を発表し、その音楽キャリアを着々と積み上げてきた。彼女はブラジル音楽固有のエッセンスだけに固執することなく、そこに絶妙なバランス感覚でエレクトロニカ、ダウンテンポ、ダブといった要素を組み合わせることで、エクスペリメンタルでありながら同時にポップな(それでいてブラジルらしい明朗なフィーリングを感じさせるような)音楽を生み出してきた。
そしてコロナ禍の2020年、彼女は自身のYoutubeチャンネルで「Voz e Violão(声とギター)」と題したホーム・アコースティック・セッションを公開し始めた。現在も、彼女がこれまで発表した5枚のスタジオアルバムごとに、5度のライブ・セッション映像が公開されている。注目すべき点は、そのあまりにもシンプルな編成にある。「声とギター」というタイトルを観ればわかることだが、彼女の歌声以外に聴こえてくる音はLucas Martinsのギターの音のみだ。このセッションは、これまで多彩なジャンルの音楽との接点を見せてくれた彼女としては異例ともいえる、ネイキッドなライブ映像だった。他者との接触が憚られたパンデミックの期間において、このインティメイトなライブは、多くのファンの渇ききった心を潤してくれたに違いない。
2021年に各種サブスクリプションで配信された本作『ACÚSTICO』は、そのセッション・ライブ音源から選曲されたアルバムだ。スタジオアルバムの音源と比較しながら聴いてみると、彼女の歌唱表現がより円熟味を増していることが良くわかる。Lucas Martinsのギターも、あらゆるリズムを乗りこなし、良きパートナーとして彼女を引き立てている。そして何よりもギターのみというシンプルな編成が、彼女のヴォーカルの魅力をより一層前景化させている。ブラジルのアーティストたちの魅力は何よりも「声」そのものにあることを再確認できる、素晴らしいライブアルバムだ。
※ブラジルからの輸入盤のため、輸送の途中で発生する角折れやスレなど軽微なジャケット・ダメージが見られる場合がございます。あらかじめご了承ください。
CEU / セウ
2024.10.08
LATIN/BRAZIL/WORLD
セウ『NOVELA』21世紀MPBを代表するアーティストが切り拓いた新境地。5年ぶり、6枚目のスタジオ・アルバム『NOVELA』がCD/LPでリリース!