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ECMなどから数多くの作品をリリース、30年以上第一線で活躍するキャリアを誇るギタリスト、ウォルフガング・ムースピールの全編アコースティックギターによるソロアルバム。
オーストリア出身のギタリスト、ウォルフガング・ムースピールは幼い頃はヴァイオリンやクラシックギターでクラシック音楽を嗜んでおり、ムースピール曰く『私にとって、このアルバムは音楽の物語です。バイオリニストからクラシックギタリスト、そしてジャズミュージシャンへの私の旅を反映しています』と、あるようにクラシックとジャズ、両極の世界を表現。それぞれテーマを付したエチュードと、ビル・エバンスやバッハ、かつて共演したことがあるポール・モチアンに捧げる曲など全曲オリジナルを収録。ムースピールの卓越した技術、美しい響き、ギターソロでの表現力の広がりと深さを存分に楽しめるアルバムです。
■Wolfgang Muthspiel Solo
1965年オーストリア生まれ、多岐にわたったプロジェクトで、独自の進化を遂げるギタリスト、ウォルフガング・ムースピールによる全編アコースティック・ギターによるソロ・アルバム。
近年では、2013年、ラルフ・タウナー、スラヴァ・グレゴリアンとの3ギター作品を筆頭に、スコット・コリー(b)、ブライアン・ブレイド(ds)とのトリオでの来日の際に東京で録音した作品『Angular Blues』など、10年以上に渡って、数々の話題作をECMからリリース。 今や、レーベルの看板アーティストと言っても過言でないでしょう。
しかし、その原点は、クラシック音楽。「今はジャズ・ギタリストとして演奏することをメインにしているけれど、基礎となっているのは、クラシック・ギターのテクニック」と明かすムースピール。
本作は、自らの音楽的原点にフォーカス。コードやトレモロ、アルペジオ、バンプなど、テーマを設定し、表現の可能性を探究するためにクラシック・ギターで11のエチュードを作曲。また、ひいてはコンサートでも演奏する曲とまで発展させています。
作品後半部では、バッハの”サラバンデ”、90年代に共演し、ムースピールが尊敬し続けるポール・モチアンによる名曲”アバカス”と、それらにインスパイアされた演奏、また敬愛するビル・エヴァンスに捧げた演奏も収録。クラシックとジャズ、双方をシームレスに繋げてみせます。
美しいハーモニー、歌と共にあるソロ・フレーズ、職人的な歩みも見せるアーティストの秘密にも迫る一作です。
(Free Flying Productions 関口滋子)
WOLFGANG MUTHSPIEL / ウォルフガング・ムースピール
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