4,950円(税込)
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無国籍でトロピカル、軸はファンクでロックなエキゾチカを鳴らすバンド、オブトロピーク(of Tropique)が、12曲入りのフルアルバムをアナログレコードでリリースする。本作は、ギター・レスのトリオという彼らの基本編成を最大限に活用し、総勢14名もの多彩なゲストミュージシャンを迎え、豊かな音像を構築している。
アルバムの幕開けは、USのニューウェイヴ・ラテン・バンドとして耳の早いリスナーから注目を集めるミラマール(Miramar)のメンバーが参加した「Tiempo」で、インストゥルメンタル主体の印象が強いオブトロピークが、あえて歌モノかつミッドテンポでメロウな楽曲を冒頭に配したことは、既存のファンの裏をかく鮮烈な宣言とも言える。カンボジアン・ロックへの深い敬愛を抱くクマイルス(Les Khmers)からは西岡ディドリー、サムット野辺、和泉美紀が参加。「Golden Beauty」では西岡のギターがスパイスとなり、とりわけ「Theme of Kitaro Okuwa」でのクメール語と日本語が織りなす多幸感あふれるエキゾチックな展開は類を見ない音楽世界である。さらに、ブルックリンのクンビア・バンド、チチャ・リブレ(Cicha Libre)のジョシュア・キャンプがオルガンで参加したUSのエキゾチック・バンド、ウェット・サウンズ(Wet Sounds)のカバーである「Flux Tide」では、ジョシュアによるFarfisaオルガンのサイケデリアを通じて更なる深淵へとリスナーを誘う。
そして今作のもう一つの注目点は、ギターレス・バンドである彼らが、国内屈指のギタリストたちを招聘していることだろう。サーフ/ガレージ界の重鎮であるジャッキー&ザ・セドリックス(Jackie&The Cedrics)のロッキン・エノッキー、カリプソやアフリカンを独自に消化するカセットコンロス(Cassette Con-los)やペンペンドンピー(Peng Peng Dong Peee)のワダマンボ、エキゾチコ・デ・ラゴ(Exotico De Lago)で見せる濃密な世界観をそのギターの音色に投影する長久保寛之、そしてかつてのメンバーで、旧知の仲である八木橋恒治。彼ら多種多様な弦の響きが、オブトロピークの強固なグルーヴと交差する。また、民謡クルセイダーズでもその音色は特異なものであったmoeのプログレッシブな鍵盤や、ムンビア・イ・スス・カンデロソス(Mumbia Y Sus Candelosos)の小林ムツミによるパーカッションは、全編を通じてトロピカルな熱量を加えている。
物語が佳境を迎える「Gerry in The Desert」では、元バンデラス(Banderas)の小関一馬が披露するスリリングなピアノがメンバーと真っ向から火花を散らし、アルバム最大のハイライトを形成する。大団円を飾るのは、ラテン・プレイボーイズの名曲「Forever Night Shade Mary」のカバーで、3人のメンバーのみで奏でられるメロウな演奏は、レコードの針を上げ、再びA面1曲目へと戻りたくなるような見事な構成となっている。自らもシガー・ファング(Siguah Fang)というエキゾ・バンドのリーダーをつとめるアートワークを手掛けたYOTSの独特な視覚世界を含め、本作は音楽、視覚、そしてレコードというフォーマットそのものが一体となった、現代エキゾチカの金字塔と呼べる仕上がりである。
of Tropique

クラリネット、ベース、ドラムの3人によるエキゾチック・ファンク・バンド。 2018年にイラストレーターのオタニじゅんと制作したアートブック『La Palma』(オークラ出版)を発表。架空の南の島での冒険を描いた楽曲群がヨーロッパで話題となり、フランスでは2つのラジオ局で同時に特集が組まれた。
2021年より米ワシントンD.C.のElectric Cowbell Recordsから作品のリリースを続け、これまでにアメリカのみならずフランス、ドイツ、イタリア、クロアチアなど欧米各国のラジオ局で楽曲がオンエアされている。2023年のアルバム 『Buster Goes West』(Electric Cowbell Records)は複数の海外メディアで年間ベストにランクインし、Bandcampにインタビューと特集記事が掲載された。また、AppleやGimletをはじめ複数の欧米企業で楽曲が使用されている。
国内では映像作品への参加も多く、東海林毅、冨永昌敬監督作品の音楽やアパレルブランド等への楽曲提供を行う他、『彼女のウラ世界』『僕の手を売ります』などTVドラマの音楽も担当している。 2025年にはアルゼンチンの人気ミュージシャンRolando Brunoとのスプリット・シングル(Electric Cowbell Records)を発表した。
ディスクユニオンオリジナル特典として下記が付属いたします。
オリ特:
未発表新録音源CD-R
OF TROPIQUE / オブトロピーク
クラリネット、ベース、ドラムの3人によるエキゾチック・ファンク・バンド。 2018年にイラストレーターのオタニじゅんと制作したアートブック『La Palma』(オークラ出版)を発表。架空の南の島での冒険を描いた楽曲群がヨーロッパで話題となり、フランスでは2つのラジオ局で同時に特集が組まれた。 2021年より米ワシントンD.C.のElectric Cowbell Recordsから作品のリリースを続け、これまでにアメリカのみならずフランス、ドイツ、イタリア、クロアチアなど欧米各国のラジオ局で楽曲がオンエアされている。2023年のアルバム 『Buster Goes West』(Electric Cowbell Records)は複数の海外メディアで年間ベストにランクインし、Bandcampにインタビューと特集記事が掲載された。また、AppleやGimletをはじめ複数の欧米企業で楽曲が使用されている。 国内では映像作品への参加も多く、東海林毅、冨永昌敬監督作品の音楽やアパレルブランド等への楽曲提供を行う他、『彼女のウラ世界』『僕の手を売ります』などTVドラマの音楽も担当している。 2025年にはアルゼンチンの人気ミュージシャンRolando Brunoとのスプリット・シングル(Electric Cowbell Records)を発表した。