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1970年サッカー・メキシコ・ワールドカップ開催を影で盛り上げた、至高のサンバ・エンターティナー、ウィルソン・シモナール。当時メキシコに残された貴重な音源が世界初登場!バックはもちろん、ソン・トレス。全MPBファン必須!
サンバ・エンタテイナーの中興の祖として、同時期に活躍したジャイル・ロドリゲスとならび語られ、レア・グルーヴ・シーンからの信望も厚い偉大なシンガー、ウィルソン・シモナール。彼のODEON在籍時代、いわゆる全盛期の1970年が本作の舞台。同年開催されたサッカー・メキシコ・ワールド・カップ景気で、多くのブラジル人ミュージシャンもメキシコ行脚を敢行。シモナールもその一人で、現地でのレコーディングを残した。これはその貴重な音源である。
かのミルトン・ナシメントがサッカーに熱狂して書いたと言われる名曲M1「アキ・エ・オ・パイス・ド・フチボル」のオープニングが、ワールドカップの熱狂を象徴。続くBJトーマスの大ヒット・カバー「雨に濡れても」(M2)、「恋よさようなら」の邦題でも知られるバカラック・ナンバーM5、フィフス・ディメンションの傑作M8と、ポピュラー・スタンダードのボサ・カバー・アクセントは、世界各国のリスナーへ配慮した好レパートリー。そしてもちろん、当時のシモナールの十八番ナンバー、ジョルジ・ベンの「QUE PENA」(M7)や、ついには「イパネマの娘」(M9)まで飛び出し、シモナールのサービス精神が色濃く反映された全12トラック。
そしてブラジル・クラシックス・ファン注目はそのサポート・ミュージシャン。当時シモナール・サウンドのブレインであったピアニスト、セザール・カマルゴ・マリアーノ率いるトリオ、ソン・トレスに、パーカッションのドン・シャカル、専属のブラス・セクション「オス・シモナウタス」という、グルーヴィ・ジャズ・ボッサの強力バック・アップ。これまで、EP盤として一部音源が発売されていたが、アルバム・リリースはもちろん世界初の快挙。ボサ・ノヴァが重厚なセッション・サウンドとしてMPBの名の下に進化した時代が、興奮とともに、今蘇る。
Wilson Simonal - vocal
:SOM TRES:
Cesar Camargo Mariano - piano
Saba - contrabass
Toninho Pinheiro - drums
Os Simonautas - hors & brass ensemble
Chacal - percussion
WILSON SIMONAL / ウィルソン・シモナル