04年にFresh Sound New Talentから発表され、スペインを中心にベストセラーを記録した名盤「Astronautus」(FNST164)から2年、待望の続編が登場しました。サックス奏者とベーシストは入れ替わりましたが、グループの統合感は更に強化され、もはやカリスマ性すら感じさせるサウンドに仕上がっています。リーダーのオスカル・ペニャスはバルセロナ出身。エレクトリックもアコースティックも同等にこなすテクニシャンですが、この新作では殊にアコースティック・ギターによるプレイが出色です。あえてフェンダー・ローズに専念したホセ・メディナ(6曲目を作曲しています)のプレイは、まるで70年代のジョー・サンプルを思わせるみずみずしさに溢れています。このアルバムを聴いた方なら誰でも、なぜこのグループが高い人気を呼んでいるのか理解できることでしょう。(jazzyellより)
OSCAR PENAS(g),GUIM G. BALASCH(as,ss),JOSE A. MEDINA(fender rhodes),D-BEAT GONZALEZ(b),MARIANO STEIMBERG(ds)
