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名作「bembé」に続く壮大な宗教音楽とNYジャズ界きっての名手が奏でるラテンサウンドのハイブリッド・リイシュー化。
サルサ、ラテン・ジャズから坂本龍一、スパイク・リー監督『ゲット・オン・ザ・バス』のOSTへの参加、そしてアメリカン・クラーヴェのキップ・ハンラハンが主宰するユニット=ディープ・ルンバなど、数多の(700以上の!)セッションに参加してきた、”サンテリーア”の司祭、ミルトン・カルドーナ2枚目のリーダー・アルバム。パーカッションと歌のみで、神聖に綴られた初リーダー作『ベンベー』(1985年)に対し、1999年作の本作はベース、ピアノ、パーカッションにホーン・セクション(サックスにマイケル・ブレッカー)ドラムスの大編成で奏でるアフロ・ラテン・ジャズ。前作の要素を引き継ぎながら、より世俗的な要素を加えた。さらに本作ではドゥーワップからソン、ルンバやサンテリーアの宗教世界まで、アフロ・カリビアンの神聖な奥深さと、その神様がしばしこの世に降りてきて無邪気に踊っているかのような陽気さが詰まった、親しみやすいラテンワールドを展開。クラーヴェメンバーによるコンガ、バタ・ドラムなどのパーカッション・アンサンブルは勿論、ミルトン・カルドーナのラップにも共通するメッセージが詰まった”歌”と、暖かく人間味に溢れる”コーラス”も非常に聴きもので、聴く者を根元から揺さぶるチカラを内包する。
MILTON CARDONA / ミルトン・カルドーナ