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75歳、超ベテランにして、全く衰えない創作活動を見せてくれるラズウエル・ラッド。感服いたしました!トロンボーンという楽器でいえば、このお年は、かなりきついものでもあるはずにも関わらず、バリバリに、爆裂音を出せることにも驚き。そして、音楽に対してのオープン・マインドな姿勢には、限りなくしなやかな感性を感じます。ニナ・シモンのナンバーに、キューバのフォークロア、ケイジャン・ワルツ、カントリー、ブラック・スピリチュアル、はたまたラグ・タイム、そして、言わずとしれたアイリッシュ・トラッドの名曲”ダニー・ボーイ”。しかし、これほどのものを一枚に詰め込んでも不思議なまでに統一感があるから素晴らしいというもの。その秘密には、根底に流れるゴスペル的なものがあるから、と思いますが、また同時に、ラズウエル・ラッドというミュージシャンが、長い経歴の中で、様々なものをとりこみつつ、音楽してきたから、とも言えましょう。ラッドといえば、とかく60 年代からのセシル・テイラーや、アーチー・シェップ、スティーヴ・レイシーらとのフリー~アヴァン・ギャルドのイメージも強いですが、原点はトラッドのジャズ・アンサンブル。実に自由に音楽を演奏してきた人、なのです!スピリチュアルなそのニナの世界をオルガンの音をバックにしてミュート・トロンボーンで奏でるオープニングの渋さといったら、若いモンには出せない味。”音楽には、経験ってヤツも大切なんだぜ”なんて、声も聞こえてきそうなラッドの自由な音楽性を聴く一枚。まだまだ、まだまだ、健在!!です。(インフォより)
Roswell Rudd(tb), Lafayette Harris, Jr(p), Ken Filiano(b), Sunny Kim(vo), Aaron Comess(ds), Richard Hammond(b), David Doucet(g),
David Oquendo(g & vo), Arne Wendt(org), Ivan Rubenstein-Gillis(p & perc), Jimmy Breaux(acc),
Michael Doucet: (fiddle & vocals), Mitchell Reed(el-b), Tommy Alesi(ds), Wu Tong(sheng & vo), Billy Ware(perc), Henry Schroy(el-b),
John Lindberg(a-b), Bassekou Kouyate(ngoniba), Omar Barou Kouyate(medium ngoni), Fousseyni Kouyate(ngoniba),
Moussa Bah: (ngoni bass) Alou Coulibaly(calabash) Moussa Sissoko(yabara) Emily Haines(vocal)
ROSWELL RUDD / ラズウェル・ラッド