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A.ゴールドバーグ~O.アヴィタル~A.ジャクソンJr.ブルーズ,バラード,オマー'sメロディ・・・伝統に根ざしつつ、3人にしか創れない決定的トリオ・サウンド15 年の共演歴が一夜にして凝縮され昇華した作品
2011 年も最終の最終ですが、素晴しい作品が到着しました。今最も多忙であり、欧米のミュージシャンから圧倒的な人気、信頼そして支持を受けるピアニスト、アーロン・ゴールドバーグの新作が登場です。しかも、ベースには今最も注目を集めるイスラエル出身OAM Trio のオマー・アビタル!、ドラムには、オマーと同じく長年の共演を重ねてきたアリ・ジャクソンJr という強力トリオです!3 人の言によれば、付き合いは15 年にも及ぶのだとか( 原点はニュースクールそして、クラブSmalls、ホールでの演奏などを重ねてきたとのこと)。そのため、レコーディングのためには、“あえて”特別な準備のようなものはしなかったのだとか。しかし・・・それだけの共演歴を誇る3 人が音を出せば、一気に通じ合った模様。ほとんどの曲はワン・テイクぽっきり。しかも、音を出し、演奏していくと、自分たちがいつ出会い、何者であったかという大切なものに至るまでが蘇ったのだとか。これは正に、音を通してお互いの人生の時間を共有した3人ならではのエピソードでしょう。一言で言えば、“三人の粋”が出た演奏!そして、今までのアーロンの諸作の中でも、今回は特にジャズの伝統と大いに根ざしつつ、ダイナミズム、ロマンティシズムに溢れた作品といえましょう。オープニングにアブドゥーラ・イブラヒム、そして、アーロン自身の曲がなし、ということは、いささかビックリではあるものの、前トリオ『Home』に引き続き、セロニアス・モンクのナンバーもフィーチャー。またメンバーのオリジナルが素晴しいです。アリ・ジャクソンJr.の曲はいずれも究極のバラード。繊細なメロディは余りにも印象的です。一方、オマーは極めつけ?のオマー・メロディなのです。今までも数度と録音された哀愁の曲“ホームランド”は、その筋のファンの気持ちに直球ど真ん中といえ、このトラックから強靭なビートがうねるエリントン・ナンバーへの流れは作品のクライマックスともなる展開でもあります。抜群のテクニックはもちろんのこと、究極の楽曲表現センスを持つアーロン、骨太な絶妙のベースラインでトリオをグイグイ牽引するオマー(カッコよすぎ!)、ベーシックな中にもツボを抑えたドラミングが光るアリ。今年は、渡辺貞夫さんのバックとして来日し、圧倒的な演奏を見せつつ、“自分のトリオで日本で演奏したい”とも切望していたアーロン。来年、このトリオでの来日も切望しつつのリリースです!!
■Aaron Goldberg(p), Amer Avital(b), Ali JacksonJr.(ds)
AARON GOLDBERG / アーロン・ゴールドバーグ