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■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
涼風のようなアコースティック・ギターのアルペジオと清冽な歌声が青空に飛んでいく。そんな印象の「Maravilla」から始まるのは、才色兼備の持ち主セシリア・サバラのデビュー作。全編ギター弾き語りのため他の楽器は一切入っていないが、そのことに気付かないほどアレンジも豊か。また、アタウアルパ・ユパンキやクチ・レギサモンなどフォルクローレの古典を選曲しても、彼女のオリジナル曲と変わらぬ洗練具合だ。それも、キケ・シネシの愛弟子だということを知れば納得。シルビア・イリオンドのスキャットと師匠のキケがフィーチャーされたアルバム表題曲や、フアン・ファルーの渋い声が奥深さを演出する「Vidala Para Mi Sombra」という話題性の高いゲスト参加曲もあるが、本作の魅力はあくまでもセシリア自身の可憐な声とギターなのだ。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
CECILIA ZABALA / セシリア・サバラ