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■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
ホルヘ・マルチネス(piano)、パブロ・ハウレナ(bandoneon)、マウロ・シアヴァッティーニ(vientos)の若手ミュージシャンによる変則的な編成で、タンゴの要素とフォルクローレの質感を兼ね備えた新感覚のアンサンブル「TRIO MJC」。サンバ、チャカレーラ、カンシオン、チャマメ、ミロンガと伝統アルゼンチンのリズムを操り、ネイチャリズム溢れる旋律の中に、俄かに洗練された質感を湛えた独特の聴き心地を発する。伝統とモダニズムの交点が、この音の中に生きている。ユパンキの名曲カバー#3ではフアン・ファルー、そして楽曲を提供することとなったラモン・アジャラ(#11)といったアルゼンチン・フォルクローレ界の名手も参加。タンゴ/フォルクローレそれぞれのオーソリティからも評価の高い注目ユニットである。
"La olvidada" (chacarera) Trío MJC junto a Juan Falu
TRIO MJC