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※デジパック
★ 1989 年生まれ。クリスチャン・マクブライドのトリオ及び、Inside Straight に抜擢され、一躍、脚光を浴びた秀才ピアニスト、クリスチャン・サンズの Mack Avenue リーダー作第二弾!今や現代シーンの中核を担うようになったマクブライドが“テクニックはもちろんのこと、ストロングなキャラクターをもっている”とも語るクリスチャン・サンズ。トリオ及び、Inside Straight ではジャズの伝統に則ったオーソドックスな印象も濃い演奏になっていますが、リーダー作では、今回も自らのカラーを打ち出しています。
★ベースとドラムは、NY を中心に活躍する中村恭士と、サンズと共に現在マクブライド・トリオの座を担うジェローム・ジェニングス。ツアーも廻っているというこのトリオをベースに、マーカス・ストリックランド、キーヨン・ハロルドといった現代のジャズ・シーンを担うカッティング・エッジな 2 管をフィーチャーする (M2,6) ほか、ベネズエラの Chorine Beach で強烈な衝撃をうけたというポリリズムを自らのサウンドに取り入れた南アメリカのヴァイブレーションを感じさせるナンバー(M4、M8) も。一方、5 曲でギターをフィーチャーし、コンテンポラリーな演奏もみせ、特に、M7 あたりは、モダン・アメリカーナの雰囲気も漂う演奏も聴かせます。しかし、サンズのサウンドの底流にあるのは、ゴスペルのフィーリング。不朽のビートルズのナンバー“イエスタデイ”をブルージーかつ、ゴスペルのハーモニーを大胆に導入して描き上げる他、タイトルも“Sunday Morning”と題したM5では、ハモンドとローズ、ピアノを一曲の中で使い分け、敬虔な祈りを感じさせる場面を見せながら、レゲエのビートと結び付けるユニークな演奏を見せる展開も。またラストは、瞑想を誘うローズの響きで締めくくっています。
★前作『Reach』でワールド・ワイド・デビュー。処女作にして大成という大器ぶりも感じさせたサンズが、さらなる好奇心をみせる一作。これからどんな方向に行くか、リスナーの好奇心も刺激する作品です。
メンバー:
Christian Sands: piano, Fender Rhodes [1, 2, 5, 8, 9], Hammond B3 [5], keys [7]
Caio Afiune: guitar [2, 4, 5, 7, 8]
Keyon Harrold: trumpet [2, 6], M
arcus Strickland: saxophone [2, 6]
Yasushi Nakamura: bass
Jerome Jennings: drums
Roberto Quintero: cumaco, clarin, laures, maracas [4]
Cristian Rivera: percussion [4, 5, 8]
(メーカーインフォより)
※参考音源
CHRISTIAN SANDS / クリスチャン・サンズ