【EVENT】ノルウェーのシンガー/カンテレ奏者Sinikka Langelandソロ来日公演が2024年4月に開催決定!

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2024.01.26

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ノルウェーのシンガー/カンテレ奏者Sinikka Langeland(スィニッカ・ランゲラン)

ソロ来日公演が2024年4月に開催決定!



ノルウェーのシンガー/カンテレ奏者
自然を思い、フォークをルーツに持ちつつ、自由な発想で飛翔する
2023 年ノーベル賞受賞者 J. フォッセの詩に載せて歌う、「風と太陽」
ECM レーベルで活躍


【日時】

4/15(月) 札幌 Jamusica
4/16(火) 柏 Nardis
4/17(水) 東京 代官山 晴れたら空に豆まいて
4/18(木) 横浜 Airegin
4/19(金) 新潟 Jazz Flash
4/20(土) 上越 ラ・ソネ茶寮 春日山店
4/21(日) 金沢 もっきりや


すべて 19:00 open 19:30 start、但し、21日のみ 18:00 open 18:30 start
すべて 前売 5,000 円 当日 5,800 円 drink 別 (但し、上越のみ drink/cake 代別)


■公演のご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛て)或いは電話(090 1691 7988)にてお願いします。

■必ず、お名前(姓名)、住所(郵便番号も)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。

■尚、電話は聞き間違い、書き間違いなど起こり得ますので、できる限りメールでお願い致します。電話はつながり難い場合があります。

■メールでのご予約は、折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。前売で売切れの場合は当日チケットを発行しませんのでご注意下さい。


チケットの注意事項(http://bigstream.main.jp/music/tickets.html) をご覧ください。


【Sinikka Langeland (スィニッカ・ランゲラン)】

Sinikka Langelandはノルウェー南東部のKirkenær(シルケナー)に1961年生まれ、ピアノ、ギター、現代フォークソングを学んだ。1981年に彼女はカンテレ(伝統的な39弦)を見つけ、これが声とともに彼女の主な楽器となった。彼女は次のように語っている。「私が子供の頃、カレリア(フィンランド東部)人の母親がこの楽器のことを教えてくれて、ある日、私のために楽器を探すためにフィンランドへ行きました。手に入れるまでは聴いたことがありませんでした。最初はただ楽しむために演奏していましたが、しばらくすると楽器との絆を実感しました。」彼女のカンテレによって想起される音の世界は、「フォーク」の伝統よりも古いものを伝えているようだ。


パリとオスロで学んだ後、中世のバラードと宗教的な歌と同様に、彼女はノルウェ―のフィンスコーゲン(フィン人が移住した地域)の古い歌や音楽のアーカイヴを調べて、フィンランドやフィンランド・カレリア地方のルーン文字、呪文、古いメロディーなど「民俗」のレパートリーを拡大する研究プロジェクトに夢中になった。彼女の曲は、人々と自然との関係に焦点を当てている。1994年に最初のソロCDをレコーディングし、2007年にアルバム”Starflowers”(スターフラワーズ)でECMレーベル・デビューを果たした。


「エゴのない音楽制作のこの驚くべき例には、いたるところに宝石がある」とアイリッシュ・タイムズは熱狂的に書いた。続いて彼女は、オルガニストのKare Nordstoga(カレ・ノーストガ)と「北欧ヴィオラの巨人」Lars Anders Tomter(ラーシュ・アンダース・トムテ)という2人の著名なクラシック音楽家とともに、民俗メロディーとJ・S・バッハの不朽の旋律を織り交ぜたアルバム”Maria’s Song”(マリアの歌)を披露した。次のアルバム“The Land that is Not”は“Starflowers”と同様にクインテット構成によるアルバムで、この場合は詩人のEdith Södergran(エーディット・ソーダグラン)(1892-1923)とOlav Håkonson Hauge(オラフ・ホーコンソン・ハウゲ)(1908-94)からインスピレーションを得ている。


2015年のアルバム”The Half-Finished Heaven”は、主に「森で動物たちと日常的に遭遇する神秘と喜び」をテーマにした一連の曲だ。音楽評論家のJohn Kelman(ジョン・ケルマン)は、「感動的な憂鬱、忘れられない美しさ、そしてしばしば気質が同じカルテット奏者たちによる妙なる即興の完全に予想外のアルバム」と説明した。


彼女の音楽の表現は、古風なものから実験的なものまで広がっている。フォークの形式に根ざしているが、そこから広く開かれており、7枚目のECMアルバム、2023年の"Wind and Sun"(風と太陽)では歌のテキストとして、ノルウェーで最も重要な現代作家の一人である、詩人で小説家のJon Fosse(ヨン・フォッセ)の著作に目を向けた。


彼女は2010年にノルウェ―のロルフ・ガムレン(演奏者を対象)賞を、2012年にフィンランドのシベリウス賞を受賞している。