アルバム『ハリガネムシ』はその音楽性と時代が見事にシンクロし様々な媒体、メディアにて取り上げられ、バンドの知名度を一気に押し上げる事となった。特にNHK-FMでの人気プログラム「今日は一日プログレ三昧 The 4th」にて、『ハリガネムシ』収録の「紅葉狩」がオンエアされるや一時的にCDが入手困難になる程の現象を引き起こした。彼らの代名詞とも言えるヴィンテージ感溢れる重厚なサウンドは新曲「阿修羅のごとく」で惜しげもなく放射され、メロトロンという魔法の楽器の魅力までも支配する程だ。歌詞では憂いや儚さと猟奇的な面もを合わせもった世界観をさらに推し進めている。二〇一六年金属恵比須がさらにシーンを面白くする!
宮嶋健一 MJ – Keyboards, Mellotron ※ロマネスコ、 ex Electric Sheep
プロフィール:
東京を中心に活動する「”プログレ”というジャンルにとらわれた幅狭い音楽」を奏でるハード・プログレ・バンド。七十年代英国 Prog Rock / Hard Rockのエッセンスに、横溝正史などの世界観を加味し、和洋折衷の世界観を目指す。二〇〇三年に壱枚目『箱男』(VR-005)、二〇〇四年にはメンバーを一新して弐枚目『紅葉狩』(VR-014)を発表。二〇〇六年には、世界一のプログレの祭典"BAJA PROG FES"(於・メキシコ)に出演。世界中のマニアから"Crazy!"と評されるほどの派手なステージングには定評があり、海外での評価も高い。二〇一五年に一般発売された参枚目『ハリガネムシ』で遂にブレイクを果たし、一気にシーンの注目を浴びる事となった。