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洗練の極地をいく濃密なアンサンブルが誘う、甘美で幻想的なサウンドトリップ総勢16名によるmama!milkの最高傑作完成!
ジャズやタンゴ、クラッシック、サントラ、民族音楽などの要素を多面的に表現するサウンドが人気の生駒祐子アコーディオンと清水恒輔コントラバスによるmama!milkの2021年作。2019年から制作を開始して、デュオによるアルバム『yourvoice』、7インチシングル『Veludo』を挟み、2021年秋、遂に完成。
林正樹、曽我大穂、波多野敦子、小倉笑、BunImai、市原大資、守屋拓之、GakSato、井登友一、ふじおかやすこ、有村航平、杉原恵子、木太聡、加藤和也と総勢14名のゲストを迎え、惜しまれつつ閉館した東京の原美術館、京都の文化会館や劇場跡、大阪のプライベートギャラリー、遠く離れたそれぞれの部屋など、様々な場所での録音をまとめた全25曲入りの大充実作です。
音色、響き、間合い、旋律、そして、音から発露されていく情感や叙情性が、これまでとは別次元へと到達したことを高らかに告げるような演奏が繰り広げられる、新しいことが始まる予感に満ちた最高の1枚に仕上がっています。イスタンブール、グラナダ、タンジェ、カサブランカ、ジョドプル、アーメダバード、タリン、マテーラ、アテネ、マラッカ、サマルカンドなど世界の文化・宗教がなだらかに連なる境界上の幾つかの街を旅して得たインスピレーションが多大な影響をもたらしたという作品で、持ち前の様々なエッセンスが混在する世界観を提示しつつ、“JapaneseNewExoticaとも評されてきたmama!milkならではの国籍不明の異国情緒感が、音楽的かつ感性的な複雑さを超えて、優雅な退廃美とリリカルな郷愁を運んできてくれます。
アコーディオンとコントラバスに加えて、ピアノ、フルート、二胡、声、マリンバ、テルミン、ヴィオラ、チェロ、トロンボーン、カヴァキーニョ等々、多彩な楽器で繰り広げられる洗練の極地をいく濃密なアンサンブルが、未知の国の風景や人々の営みを眺めているような錯覚へと誘い込む、甘美で幻想的なサウンドトリップを体感させてくれることでしょう。実験性を孕むほどに、しなやかな官能性を帯びていく美しいサウンドに魅了されるmama!milkの最高傑作。
聴き手の音楽の記憶をより豊かにすることを約束してくれるような名演がギッシリと詰っています。
【mama!milk】
生駒祐子
Yuko Ikoma : Accordion, etc.
清水恒輔
Kosuke Shimizu Contrabass, etc.
【Musicians】
曽我大穂 Daiho Soga : Flute, Alto flute, Harp, Cavaquinho, etc. etc./ ふじおかやすこ Yasuko Fujioka : Flute / 井登友一 Yuichi Inobori : Flute / 加藤和也 Kazuya Kato : Tenor saxophone / 市原大資 Daisuke Ichihara Flugelhorn, Trombone, Shaker / BUN Imai : Marimba, Marching drums, Percussion / 小倉 笑 Emi Ogura : Voice / 杉原圭子 Keiko Sugihara : Erhu / Gak Sato : Theremin / 林 正樹 Masaki Hayashi Piano / 木太 聡 Akira Kita : Piano / 波多野敦子 Atsuko Hatano : Viola, Strings / 有村航平 Kohei Arimura : Cello / 守屋拓之 Takuyuki Moriya : Contrabass
mama!milk / ママミルク